夫婦仲改善の為の別居、良かれと思った別居が…浮気

投稿日：2022年7月6日

ご相談内容&依頼に至るまでの経緯

【ご相談者】夫（33歳)　北九州市小倉南区在住：会社員／リーガロイヤルホテル小倉にて面談

【対象者】妻（29歳）　パート事務　／　別居中：北九州市八幡西区在住

仲が良かった夫婦でも、何気ない会話や些細な事で夫婦の心に擦れ違いが出来たり、ちょっとした行き違い、子育て、ストレスなどから夫婦関係がギクシャクし、日常会話も日に日に無くなって行く事から、関係修復のために別居を選択する夫婦がいます。　
一時的に別居する事によって、冷静にお互いの事や自身の言動を振り返り、見つめ直す事で夫婦関係が改善される可能があります。

が、別々に暮らすことで、それまで夫婦関係のギクシャクさなどからストレスを感じていた夫や妻は、多かれ少なかれ一人になった生活に解放感に浸る夫や妻もいますので、夫婦関係が改善されるどころか離婚を選択する夫婦がいます。
　

今回のご相談内容も、夫婦関係を改善する為に別居した事からのご相談でした。
ご相談者であるご主人によれば、
私達夫婦には、まだまだ手の掛かる3歳と5歳の子供がいますが、二番目の子供が産まれた頃から夫婦仲がイマイチで、最近では最低限の日常会話しかしなくなりました。

そして、数か月前からママ友やパート仲間と出掛けたり、飲み会で遅くなることが多くなりました。
始めの頃は、ストレスの発散と言うか、良い息抜きになるならとの思いから、あまり気に留めずにいたのですが、先日連絡も無しに深夜3時過ぎに帰って来ました。
さすがに私も
「子供をほったらかしにして、こんな時間まで・・・」
「いったい何を考えているんだ！」
と妻の行動を叱ると、妻は
「たまには好きにさせてよ！」
「子供はあなたがいたからいいじゃない！」
と語気強めに言い返してきました。

それからと言うもの今まで以上に日常会話もなくなり、子供を通して話す日々で・・・。
1か月ほど経過したある日に、妻から
「しばらく別居したい」
との申し出がありました。

私からすると、いつかは妻の態度が変わると思っていたのですが、まさか「別居」の提案とは思ってもいませんでした。
妻に、今！何故別居なのかを聞くと、
「子育てに明け暮れる日々に疲れた」
「あなたは仕事仕事で手伝ってはくれなかった」
「もういっぱい！いっぱい！」
「精神的におかしくなりそうなので、しばらく一人で考えたい」
との事でした。

妻の言い分に、全く心当たりがない訳ではありませんでしたし、別居して夫婦仲が改善するのであれば・・・と、一縷の望みを持って別居してみる事にしました。
尚、妻が一人で考えたいのであればと子供を私が預かると言ったのですが、妻が二人の子供を連れて行きました
子育てのストレスと言っておきながら子供を連れて行く不自然さがあるのに・・・、
今考えれば別居は間違った判断でした。

別居して半年が経った頃、別居中の妻行動に疑問を抱くようになりました。
別居後、月に1回子供を私が預かって一晩泊めていたのですが、上の子（5歳）と風呂で話していると「おじちゃん」の話しが良く出て来るのです。
そして、先月も同じ「おじちゃん」の話が出て来た事から
『おかしい』
『もしかして、おじちゃんって浮気相手の事では！？』
と疑うようになりました。

別居を心配していた両親に相談すると
『だから言ったじゃないの！』
『別居なんかするからよ！』
と母から叱られましたが、
「調査費用の方は心配しなくて良いから信頼できる探偵を探して調査しなさい！」
と言われて、調査を依頼しに来ました。
との事でした。

調査結果

ご相談者であるご主人から調査依頼に至る経緯と、別居する前の妻の行動や勤務時間などを詳細にお聞きした上で、調査の実施計画を立てました。

ご主人が調査日を決めかねていたので、妻が通勤や日々の日常生活に於いて車を使用する事から、ご主人に車輛GPSをレンタルして妻の車が日々どんな動きをし、どこに立ち寄っているのかのデーターを採って貰う事にしました。
と同時に、月に一度子供を預けに来る土・日に、妻の行動を監視する事にしました。

個人情報保護法の観点から、調査の詳細は省かせてもらいますが、
調査当日、妻が子供を夫の自宅に連れて来た後の行動を尾行すると、その足で某ワンルームマンションの一室に入って行くのを確認しました。

調査員は、妻が入室した部屋を確認すると共に、同室の居住者が男性ある事を確認。
妻が入室した部屋を監視していると、夕方6時過ぎに二人で外出し、近くの回転寿司店に入って行くのが確認されました。
同寿司店内では、ビールを飲みながら笑顔で話す二人の様子が見受けられました。

調査員の監視の中、同寿司店より出て来た二人が手を繋ぎながら再び男性宅へと帰って行った事から、同室内の灯りが消えるまで同部屋の出入りを監視しました。
翌朝の8時より調査を再開すると、子供を迎えに来る約束の時間：16時前に男性宅より出て来る妻の姿を確認すると共に、妻が車に乗り込んで発進するまで部屋の窓から手を振る男性の姿を撮影する事ができました。
　
同男性について調査を行うと、妻のパート先上司で41歳のバツイチ男性ある事が判明すると共に、ご主人にレンタルしたGPSデーター（妻車輛の動向）に於いても、同男性宅に頻繁に立ち寄っているのが確認されていました。

今回の調査結果を証拠画像と共に纏めた報告書をご依頼者にお渡しすると、
『これが、子供が言っていたおじちゃんだったんですね』
『別居前からの浮気していたのでしょうかね～』

と聞かれたので、
『別居前からの交際か、別居後の解放感からの浮気かは分からないですが、別居の選択は間違いだったかも知れませんね』

とお話しすると、
『ですよね～』
『・・浮気か・・・』
と肩を落とされると、
『離婚に向けて話をしようと思いますので、お知り合いの弁護士がおられたらご紹介下さい』との事でしたので、当社と仕事上のお付き合いがある弁護士をご紹介させて戴きました。

離婚時の示談・裁判を有利に進める為には、「法的に有効な証拠」が不可欠です。
福岡市を本社・拠点とし、探偵・興信業に従事して36年の実績がある「日本興信所] は、
長年培ってきた調査経験と高度な調査技術を有しています。
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