浮気調査を依頼される方の多くは離婚を前提にされていません。

投稿日：2022年4月8日

ご相談内容&依頼に至るまでの経緯

【ご相談者】妻（45歳）事務員　福岡市南区在住　／　福岡市の探偵調査事務所に母と来社

【対象者】夫（51歳）福岡市南区にて会社経営

子供の誕生によって、それまでの夫婦だけの生活から子供中心の生活へと変化していきます。特に赤ちゃんの時期は、初めての子育てと言う事もあり、赤ちゃんの体調に必要以上に気を配り、目が離せず、手が掛かる中で、更に家事もとなると肉体的・精神的に疲弊します。
更に、夫の協力が得られないとなるとストレスは溜まりに溜まり、夫婦仲良く暮らしたい思いとは逆に、些細な事で夫婦関係が悪化していくケースもあります。

それでも多くの夫婦は協力し合って、初めての子育ての大変さを乗り越え、子育ての忙しさに追われる日々を送り、気づけば子供も小学生となり、夫婦だけの生活から家族としての生活が築かれて行きます。

そんな家族に、突然訪れる「浮気」の疑い！

今回のご相談者も、
子供も高校生となり、子育ての苦労から解放される中で、夫に浮気の疑いが生じた事からの調査依頼でした。

ご相談である奥様に、調査依頼の経緯をお聞きすると、
結婚して18年、子育てと家事に追われながらも夫の会社で経理の事務を手伝っています。
夫婦仲は、特に仲が良いと言うわけではありませんが、夫婦の会話もあり、夫婦の営みもそれなりで、ごく普通の家族・夫婦だと思っていました。
仕事も順調で忙しく、夫が浮気しているなどは全く疑っていませんでした。

先日、取引先の人が事務所を訪れた時に、夫の車を「○○で見かけたけど・・」と話されたのですが、その時間帯は取引先に行くと言っていたので「見間違いでは？」と言って、あまり深く考えていませんでした。

月末が近づき、私が夫の経費を精算していると、領収書の中にコインパーキングの領収書があり、そのコインパーキングの場所が以前取引先の人が夫の車を見かけた場所付近でした。
そのコインパーキングの場所は、夫が仕事で立ち寄る場所ではありません。
なにか嫌な予感がして過去の領収書をチェックすると、同じコインパーキングの領収書が何枚もありました。

それの事があってから夫の言動に不信感を抱くようになり、「もしかして浮気？」との疑いが強くなったのですが、夫に直接問い質しても本当の事は言わない事は分かっていたので、日々モヤモヤした気持ちでした。
悩んだ挙句に母に相談すると、
『そんなに悩んでいるのなら調べてみたら？』
『浮気をしているか、していないか、ハッキリさせた方が良いよ』
『お金の心配はいらないから探偵に調べてもらいなさい』
と言われたので、母と信頼できそうな福岡の探偵会社を探して、本日相談にお伺いしました。
との事でした。

調査結果

ご相談者である奥様から、今回の調査依頼経緯を親身にお聞きすると共に、ご予算に沿った調査計画および見積をいたしました。

ご相談者である奥様から、調査対象者である夫の行動パターンを改めて聞くと共に、不審な領収書：コインパーキングを改めて精査すると、水曜日の午前中に集中している事が分かり、調査の日を水曜日の午前中に実施する事にしました。

個人情報保護法の観点から、調査の詳細は省きますが、
調査当日、勤務先に出勤している夫の行動を監視していると、仕事の段取りを終えた夫が勤務先から車で外出するのを確認して、尾行を開始。

夫の車は、情報通りに不審なコインパーキングに車を駐車すると、近くにある某ワンルームマンション5階の一室に入って行く姿が確認されました。
そのまま調査員が同室の監視を続行していると、2時間程経過して夫が同室内から出てきくると、同室玄関先にて20歳代前半の女性が手を振って夫を見送っていました。

依頼者である奥様に、現段階での調査結果を報告すると共に、撮影した女性の顔画像を見て戴くと、
『あっ！』
『内の事務員です！』
と、驚きの声を発せられました。
その部屋は、半年前に雇用した事務員の部屋であり、事務員の休みが水曜日だったのです。

奥様から
『夫と事務員（彼女）の様子を観察してみます』
と言われ、調査は一旦中止しました。

その後、奥様より連絡があり、
事務所内で、夫と事務員のやり取りを改めて観察すると、二人の何気ないやり取りに、親しすぎる雰囲気が漂っていました。
今回の「浮気」の事実が発覚する前は、二人の何気ないやり取りもアットホームな雰囲気で、新人事務員を仕事に慣れさせているのだと思って見ていたのですがね・・・。
との事でした。

そして、奥様からは
『調査は、もういいです』
『有難うございました』
と言われ、今回の調査を終了しました。

本来、浮気の証拠とするならば、少なくともあと2回は夫が女性宅へ出入りするのを確認・撮影する必要があるのですが、奥様に離婚の意思はなく、現段階の調査結果を基に夫と話し合うとの事でした。

後日談として、
夫からは土下座して謝られ、事務員は首にしました。
全てを許したわけではなく複雑な気持ちではありますが、子供の為と思い、夫にもう一度チャンスを与える事にしました。
との事でした。

この様に、浮気調査で浮気の事実を確認しても、離婚の選択をされない依頼者が多くおられます。
また、既に夫婦関係に亀裂が入っている方や、家庭が崩壊している方は、浮気調査の相談・依頼をされる時点で、「離婚」を前提に調査依頼をされます。

他人の「浮気話し」は良くある話し、それでもあなたにとっては初めてのこと。
夫婦としてやり直す為には、どうするのが一番良いのか！？
私達と一緒に考えましょう！

離婚時の示談・裁判を有利に進める為には、「法的に有効な証拠」が不可欠です。

福岡市を本社・拠点とし、探偵・興信業に従事して36年の実績がある「日本興信所] は、
長年培ってきた調査経験と高度な調査技術を有しています。
また、36年の実績の中で築き上げた調査ネットワークが全国津々浦々に広がり、信頼できる探偵会社との業務提携をしていますので、福岡県および近隣県の調査エリアのみならず、関東・関西など遠方での調査に於いても、旅費交通費・宿泊費を要せずに、現地の信頼できる探偵会社に調査を依頼する事が出来ますので、まずはお気軽にご相談から始めてみて下さい。