「性格の不一致」で・・・離婚って「なに？」・・・その真実は「浮気」だった！

投稿日：2020年10月19日

ご相談内容&依頼に至るまでの経緯

【ご相談者】妻（39歳）　福岡市在住／福岡県福岡市在住　福岡市の当社探偵調査事務所に母と来社

【対象者】夫（33歳）会社員　／福岡県福岡市中央区在住

浮気が本気となり、夫が妻との離婚を考えている時、
その多くが離婚理由として「性格の不一致」を理由とします。

浮気をしている当事者（夫）としては、離婚理由をどうしようかと考え、もっとも都合が良い理由を考えます。
例えば、
・考え方の相違
・金銭感覚の相違
・家事全般への不満
・子育てに於いて教育方針の相違
などなどですが、
もともと上記のような理由は、多かれ少なかれどの家族・夫婦にはあるものです。
なので、不満と言う不満でもないし、離婚を決定づける要因ではないのです。

『好きな女性が出来たから離婚して欲しい』なんて、言えるものではありません。
よって、浮気が起因とする離婚理由は「性格の不一致」となるのです。

今回のご相談者も、ごく普通の夫婦・家族でしたが、ある日夫から唐突に「性格の不一致」を理由に離婚を切り出された事からのご相談でした。

ご相談者である奥様にとって、想像もしなかった「離婚」話しにただただ戸惑うばかり、夫から指摘された事も無い日常的な出来事・家事全般に於いて、こじつけ・言いがかりとも言える事例を並べ立てて、
『もう一緒に暮らすのは無理だから』
『ずっと我慢していたんだ』
『とにかく離婚したい』
と、妻の問いには答えずに、離婚を突きつけられたとの事。

どうしても、離婚理由に納得がいかない奥様は、近くに住む母親に相談。
母親から、夫が離婚を迫ってきている中で、このままにしておく訳にもいかないし、もしかしたら好きな女性が出来たのかもしれないから、
「一度探偵に調査を依頼してみようか？」
と言う話しになったので、とりあえず調査をお願いしてみることにしました。
との事でした。

調査結果

ご相談者と一緒に来社されたお母様と奥様に、冒頭に記した「性格の不一致」、つまり心当たりがない離婚理由の裏には、浮気が本気になったからの「離婚」が多々ある事をお話ししながら、今回の調査経緯・主旨を、奥様の身になって親身にお聞きしました。

奥様からご主人の行動パターンなどをお聞きし、調査の方法や日時を打ち合わせをして、尾行調査を実施しました。

結論として、女性の存在が確認されました。

個人情報保護法の観点から、調査の詳細は省かせてもらいますが、
ご主人は、ほぼ毎日勤務先を退社すると女性の自宅に立ち寄っていたのです。

ご主人が女性の自宅に出入りする画像や、ご主人と女性がスーパーで食材を買い物する姿など、確かな浮気の証拠が記載された調査報告書を見られた奥様は、女性の存在が明らかになった事、そして本当の離婚理由が「好きな女性が出来た」からだという事実を知ったのです。

心当たりがない離婚理由に振り回されていた事などから、夫に裏切られた思い、そしてその怒りの矛先をどこにぶつけて良いのか・・・・・と言った表情の奥様でした。

当社から「離婚を考える」か、「離婚しない」か、どちらにせよ、
まずは、今回の浮気の証拠を基に、法的知識を得た方が良いとアドバイスをして、当社と繋がりがある弁護士をご紹介しました。

奥様からは
「そうですね」
「一度弁護士に相談に行ってから今後の事を考えたいと思います」
と話されると、
「雨の中での調査、大変だったでしょう」
「ありがとうございました」
と言われて、探偵事務所をあとにされました。