離婚を急かす夫、意味不明な離婚理由の裏には…

投稿日:2025年10月8日

ご相談内容&依頼に至るまでの経緯

【ご相談者】妻(36歳)会社員:福岡市早良区在住 / 福岡市の探偵事務所に来社

【対 象 者】夫(41歳)会社員:福岡市中央区勤務

唐突な離婚話し、更に意味不明の離婚理由。
「そんな理由で⁉」「何で離婚なの?」と問い詰めても、ただただ離婚を迫り続けます。

当然、納得なんか出来る訳ありませんが、それを放置していると、気が付いた時には[離婚届]が勝手に出されている事がありますので、対応を誤らない様にして下さい。

◇勝手に離婚届けを出される差し迫った状況とは、
・現在、離婚話しが進行中と嘘をついて交際していた
・独身と偽って交際していた相手から結婚を迫られている
・浮気相手を妊娠させた
などの事情で精神的に追い詰められ、離婚を急がなければならなくなった事から離婚の合意が無いにも係わらず、勝手に離婚届けを出すのです。
その様な事態を事前に防ぐのが「離婚不受理届」があります。

【離婚不受理届】とは、
事前に役所:戸籍係に「離婚不受理届」を提出していれば、離婚届が受理されない制度です。
離婚の意思が無いにも関わらず、相手が勝手に[離婚届]を出す事が懸念される時には、最寄りの役所:戸籍係で「離婚不受理申出」の手続きを行うと、手続きをした当事者が「離婚不受理申出」を取り下げるまで、当事者以外の者が提出した虚偽の届出:離婚届が受理されない制度です。
尚、有効期限は当事者が「不受理申出」を取り下げるまで有効となります。


今回の依頼者も夫から唐突に離婚話しが切り出されてから毎日のように離婚届へのサインを急かされて精神的に追い詰められると共に、夫の言動に不信感を抱いた事からの相談・依頼でした。
奥様に依頼経緯をお聞きすると、
結婚して5年になり子供はいませんが、それなりに仲良い夫婦だと思っていたので、突然の離婚話しに啞然とするしかありませんでした。
離婚理由を聞くと、言い掛かりとも言える日常の些細な事を言うので、一つ一つの理由に突き詰めて聞くと逆切れされ「とにかく離婚するからな!」と言い放ち、会話はなりたちませんでした。

その日から毎日毎日、離婚届を手にして「早くサインしろ!」と言って離婚を急かすので、私も精神的に追い詰められてサインしてしまいそうなので、今は実家に帰っています。
両親からは、あまりのも不自然な態度の夫に「女がいるんじゃないの⁉」と言われ、私も浮気の可能性もあるのではないかと考えています。

夫の変貌ぶりに私も離婚を決意しているのですが、離婚するにしても事の真意を確かめたくて、信頼できる福岡の探偵を探して相談に伺いました。
との事でした。

調査結果

奥様から依頼経緯をお聞きして、まず事前に役所の戸籍係に「離婚不受理届」を提出される事をお勧めしました。
今回の依頼経緯の様に意味なく離婚を急かし、思う様に離婚話しが進展しない時、勝手に離婚届を役所に提出するケースがある事、その様な事を防ぐ為に「離婚不受理届」と言う制度がある事をお話しさせて戴きました。

その後、奥様が分かる範囲でご主人の行動パターンをお聞きした上で、調査を奥様が実家に帰っている今、ご主人が自由に行動できる土日に実施する事にしました。

個人情報保護法の観点から、調査の詳細は省かせてもらいますが、
土曜日の午前中に車で出掛けたご主人は、某コンビニに立ち寄ると既に店内にいた20代後半の女性と仲良く会話をしながら飲料水等を購入後、女性を車助手席に乗せてドライブへ。
海岸沿いドライブコースを走行後、景色の良いレストランで仲良く食事を摂った後、ラブホテルに5時間程滞在した後、ご主人は女性を自宅まで送って帰宅しました。

後日、女性の身元を調査した結果、女性が実家暮らしである事やご主人と同じ会社である事などが確認されました。
尚、調査中ご主人が笑顔で女性のお腹を撫でたり、女性の足元を必要以上に気に掛けているなどの様子から、あくまでも調査員のカンで女性が妊娠している可能性がある事を報告書には記さずに口頭でお話ししました。


報告書を手にされた奥様は、しばらく黙っておられましたが
『やっぱり浮気相手がいたのですね』
『カンと言われていますが、確かに妊娠している可能性がありますね』
『結婚当初から夫は子供を欲しがって、最近は妊活したりしていたのですが…』
『待望の子供が相手に出来た事から嬉しくて、一日も早く離婚したいのでしょうね』
『なんか悩んでいたのが馬鹿らしく、情けなくて・・・』 
と話されたので、今後のアドバイスとして

浮気の証拠としては、今回の調査で得られたもので充分なので、今後 離婚の有無に係わらず、まずは夫婦問題に強い弁護士に今後の事を相談されるのが良いと思います。
同時に、本当に女性が妊娠していたら勝手に離婚届を出すかも知れないので、改めて最寄りの役所に「離婚不受理届」を出されておいた方が良い事を再度お話ししました。

奥様も、
『はい、この足で役所に行きます』
『夫のいい様にはさせませんので、夫婦問題に強い弁護士をご存じなら紹介して下さい』
との事で、当社と仕事上繋がりがある弁護士をご紹介させて戴きました。
『妊娠しているのならば、産まれるまで離婚はせずに夫を追い詰めてやります』
と話されると、調査のお礼を言われて探偵事務所をあとにされました。

◆勝手に離婚届が出されていた場合の対処について
気が付くと既に離婚届けが出されて離婚した事になっていた場合、役所:戸籍係で離婚届が勝手に出されたものであり無効であると主張しても、一旦受理されたものは無効にはなりません。
勝手に出された離婚届を無効にするには、面倒な手続きを要し時間が掛かりますが、最寄りの家庭裁判所に「無効確認請求訴訟」を提起しなければなりません。
因って、離婚を急かされていたり、離婚話が進展しないなどの場合は、念には念を入れて離婚不受理届を出しておき、ゆっくり時間を掛けて離婚問題に向き合ってください。
尚、裁判所が関与した判決に対する離婚届の不受理届は出来ません。

〇離婚不受理届の手続き方法について
・離婚不受理届の申出人‥…夫または妻
・申 請 先‥…本籍地、もしくは住民票届出地の市区町村役場
・提出書類‥…不受理申出書は各市区町村役場にあります
・身分証明書…運転免許証、マイナンバー、パスポート、等
・有効期限‥…不受理届を提出すると取り下げをするまで有効です


福岡市の探偵[日本興信所]は、全国に調査ネットワークを持つ探偵事務所です。
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調査費用


・行動確認調査・・・2回15時間以内、調査員2名

・身元調査・・・・・住所・氏名・年齢・家族構成・勤務先

・調査費用・・・・・330,000円 (税込)

依頼者様へのアドバイス

<参考サイト>

福岡の探偵:暮らしのトラブルQ&A

行動確認・浮気調査の相談例

行動確認・浮気調査について

・車輛専用GPSレンタルとは

離婚に関する法知識について

離婚基礎知識:Q&A

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