警察庁生活安全局による令和４年行方不明者数は8万4,910人！
投稿日：2023年11月17日
ご相談内容&依頼に至るまでの経緯
【ご相談者】妻が失踪した夫を心配して探偵事務所に両親と来社
警察庁生活安全局人身安全・少年課による令和４年の行方不明者状況は、行方不明者数8万4,910人で、男性が5万4,259人、女性が3万651人の割合で男性の失踪が高く、年齢層別では全体の約4割が10歳～20歳代で最も多く、続いて70歳～80歳以上の高齢者、そして30歳代となっています。
失踪の原因・動機別では、認知症関連等の疾病関係が最も多く、次いで家庭関係、事業・職業関係、学業関係、異性関係 、犯罪関係が上位を占めています。
当社に依頼があった家出・失踪調査事例では、複雑な家庭環境、親への反発、イジメからの逃避、学業問題、友人の悩みに同情家出、異性問題／恋愛がらみ、友人関係の亀裂、現実逃避、悪への誘い・非行・都会への憧れなどが、失踪の原因・動機となっています。
大切なご家族・友人の突然の失踪・家出・行方不明は、精神的・肉体的に休まることなく、日々不安な夜を迎えておられる事と、心中お察しいたします。
失踪・家出人の所在を確認する為には、二通りの調査方法があり、
①速やかなる調査
― 速やかなる調査とは、発見に繫がる痕跡が消えない内に調査をしなければなら
ない場合や自殺の恐れがある場合、犯罪に巻き込まれる恐れがある場合などは
早急な調査が必要です。
②時間の経過を要する調査
― 時間の経過を要する調査とは、まず自殺の恐れがなく、行先の手掛かりが全く
得られない場合や対象者年齢が高い場合などは、時間の経過：つまり対象者が
新たな場所で新たな仕事に就く事で、所在が判明する確率が高くなるのです。
今回の所在調査依頼も突然失踪した30代のご主人についてでした。
奥様によれば、いつも通りに朝「行ってきます」と言って会社に行った夫が、その日から帰宅せず、連絡も取れなくなりました。
その日は、飲み会で遅くなっているのだろうと先に寝ていたのですが、夜が明けても帰宅していなかったので夫のスマホに電話したのですが、スマホの電源が切られていたので会社に電話すると「今日はまだ出社していませんが、何かあったのですか？」と逆に聞かれ、その時は詳しく話さずに電話を切りました。
ですが、その夜も帰らずスマホも電源を切られたままで・・・
なにかのトラブルや事件に巻き込まれたのではないかと心配になり、両親や会社に今の状況を話しました。
両親や義理の両親の心配もさることながら会社の方も心配してくれていたのですが、3日経っても連絡が取れないので警察へ相談に行き失踪届出を出す事になりました。
4日目の夕方、差出人が夫のレターパックが届き、中には離婚届と退社届だけが入っていました。
離婚や失踪の理由などについての書面はなく、その理由を推し量っても何も思い当たる事はありませんし、退職届が届いた事を会社の上司や同僚に話しても退職の理由や失踪についてお聞きしても「全く心当たりなく、その兆しもなかった」との事でした。
失踪の理由が全く分からず、夫の自殺まで考えたりして夜も眠れず、両親が憔悴している私を心配して、探偵に夫の所在を調べて貰おうとなり、ご相談に伺いました。
との事でした。
調査結果
所在調査を受けるにあたり、当社の探偵事務所にご両親と一緒に来られた奥様から、改めて失踪に至るまでの経緯をお聞きするところから始めました。
奥様とご両親に、当社が過去に携わった行方不明者の調査事例をお話ししながら、今回ご主人がわざわざ離婚届と退社届を郵送してきている点から計画性が伺われると共に、失踪に女性が絡んでいる可能性がある事をお話ししました。
話しを聞かれた奥様は、「それはないと思います」と断言されましたが、そばで聞いていたお父様は「あくまでも可能性だから」「あなたが知らないだけかもしれないし・・・」と、娘さんに話されておられました。
所在調査を実施するにあたり、依頼者に下記についてご協力をお願いしました。
・自宅に夫の通帳があれば、入出金履歴を参考にしたいので持参して欲しい事
・夫から届いたレターパックの消印や追跡番号についての確認
・夫の勤務先同僚や上司の氏名、友人・知人 等について
・夫の趣味や立ち回り先、休日の行動 等について
また、夫が生まれ育った場所や過去の生活エリア、例えば福岡市以外で暮らしたことがあるか、慣れ親しんだ地域、土地勘がある地域などについてお聞きするとともに、奥様が知らない事は、ご主人のご両親から聞いてもらうことにしました。
依頼者から得られた様々な情報を精査して調査を実施した結果、依頼を受けてから27日後にご主人の所在を確認する事が出来ました。
個人情報保護法の観点から、調査の詳細は省かせてもらいますが、
当初、会社同僚や友人知人等の話からご主人に浮いた話は無く、女性関係での失踪は考えられないとの事でしたので、他の依頼者情報を基に調査していましたが失踪の手掛かりを得る事はできませんでした。
調査が行き詰まる中、当社は失踪の原因が女性ではないかと言う疑念が払しょくできず、改めて会社同僚たちにご主人が親しくしていた女性の有無についてお聞きしましたが、誰も心当たりがないとの事でした。
念の為、会社の女性スタッフや既に退職した女性についてお聞きすると、ご主人が失踪する一ヶ月ほど前に会社を辞めた派遣社員の女性がいた事が分かりました。
当社は、同女性が勤務していた時の様子や、辞めた理由などをお聞きしても皆が皆、ご主人と女性は関係が無いとの事でした。
しかしながら辞めた時の理由などに違和感を抱いた為、あくまでも参考程度と言って女性の氏名や住所などを教えて戴きました。
結果、ご主人が同女性と一緒に福岡市内のアパートで暮らしているのが確認されたのです。
ご主人の所在が確認された事を奥様にご報告すると、最悪の結果（自殺）もあるかもしれないと諦めかけていた奥様は、見つかった事に喜ばれると共に失踪の原因が女性であった事に複雑な様子でもありました。
後日、奥様から連絡があり
『双方の両親を交えて夫と今後の事について話しをする事になりました』
『女性関係でないと思っていたのですがね・・・』
『本当にありがとうございました』
との言葉を戴きました。
＊家出・失踪等の調査は、情報量の有無ではなく調査力が全てです。
全ての家出・失踪等の調査で結果を出せるものでもありませんが、家出・失踪等の
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調査期間
調査費用
調査期間 1ケ月以内
調査費用 500,000円＋成功報酬：300,000円
総額：800,000円（税別）
＜参考サイト＞
・福岡市の探偵：暮らしのトラブルＱ＆Ａ
◇福岡市の探偵:日本興信所 は、
ご相談者様の日々の不安な気持ちに寄り添いながら、誠心誠意に調査を実施する事をモットーにしています。
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