会社に出勤したまま夫が行方不明に・・・失踪人の所在調査

投稿日:2024年4月19日

ご相談内容&依頼に至るまでの経緯

【ご相談者】妻(35歳)福岡市西区在住 / ファミレスで面談・契約

大切なご家族の失踪・行方不明は、驚くと共に「何故⁈」「どうして」と失踪の理由が分からない中で「何かトラブルでもあったのか」「何か事件に巻き込まれたのか」「まさか自殺なんて事は…」と安否が気になって気になって、心身が休まることなく日々不安な夜を迎える事になります。

警察庁の統計によれば、失踪の原因・動機で最も多いのが認知症や疾病(やまいや病気等)関連で、続いて家族の問題、事業・職業上の問題、学校生活・学業の問題、異性間の問題 、犯罪絡みでの失踪となっています。
例を挙げれば、
・夫婦関係や親子関係などでの悩みからの逃避 
・好きな異性(不倫)ができた事からの逃避
・勤務先での人間関係やトラブルからの逃避
・家族に言えない借金による逃避
・事故もしくは何らかの犯罪に巻き込まれての行方不明
・その他、余命に係わる様な病や家族に話せない知られたくない悩み等です。

今回のご相談内容も、ある日突然に夫の行方が分からなくなった事からでした。
【ご相談者】妻(35歳)福岡市西区在住 / ファミレスで面談・契約
【対 象 者】夫(41歳)会社員 / 福岡市中央区勤務
奥様から相談・依頼の経緯をお聞きすると、
先月の末から夫の行方がわからなくなりました。
いつも通りに会社に行ったと思っていたら、会社から連絡が来て欠勤している事が分かりました。
その日から夫とは全く連絡が取れず、会社に人や友人に失踪した理由に心当たりがないか尋ねたのですが、皆 心当たりがないとの事でした。

失踪した理由が全く分からない事から、何かトラブルに巻き込まれたのではと心配になり、3日後に警察に失踪届を出しましたが、成人である事や明らかに事件性が無い事から積極的に捜してはくれません。

夫婦仲は良かった方だとは思うのですが、今となっては・・・
仕事の愚痴も聞いたことが無いし、子供が通う保育園への送迎も時々ですが手伝ってくれていました。

連絡が取れなくなって10日が過ぎましたが、相変わらずスマホの電源は切られているし、毎日送っているLINEメッセージに既読も付かず、友人・知人に聞きまわっても何の手掛かりもありません。
子供は「パパ! パパ!は…」と言ってグズリ、「お仕事」と笑顔でその場を誤魔化してはいるのですが辛いです、私が泣きたい。

両親から「探偵に依頼してみては?」と言われ、相談に来ました。
「夫を見つける事は出来ますか?」
と、すがる思いの奥様に、
失踪人捜しは、「やってみないと分かりません」と正直にお話ししました。
今迄に、いろんな失踪人の所在調査をしてきましたが、情報の有無に係わらず見つかるものは見つかるし、見つからないものは見つかりません。
良く相談時に「今までどれくらいの確率で探し出していますか?」と聞かれる事がありますが、こと失踪に関して確率は参考になりません。

何故ならば、失踪人探しは浮気調査の様に尾行調査で結果が出る様な調査ではなく、失踪理由によって対象者の行動は多種多様であり、調査方法も様々となります。
失踪理由が分かれば、その理由に沿った調査となり手掛かりが得られやすいのですが、失踪理由に心当たりが全くない、分からない場合は基本的な調査とならざるを得ないのです。

基本的な調査とは、家族や友人知人から対象者について知っている事、何らかの悩み・トラブルの有無や異性関係などを聞き込むと共に、対象者の行動範囲:良く立ち寄っていた店や施設等、過去の経歴や住所遍歴などの情報を得て探して行きます。

過去の事例を基にお話しできる事は、友人知人が失踪の理由や行先を知っている事が多々あったと言う事です。
友人知人は失踪理由が生死に関わらない限り、家族には黙っている事が多々あり、特に失踪の理由が会社内のトラブルや異性関係(不倫)であれば、家族には話してくれません。

失踪人捜しに関する事を聞かれた奥様は、
『良く理解出来ました』
『実は、ここに来る前に別の探偵会社に相談に行ったのですが、「90%の確率で見つかります」と言われたのです』
『でもその時の対応に違和感を抱いたので、別の探偵にも聞いてみようと思って伺ったのです』
と話されると、当社の見積もりを聞かれて、その日は「両親と相談してみます」と言われて、当社を後にされました。

翌日、改めて奥様と両親が来社されて、正式に調査を依頼されました。

調査結果

調査を実施するにあたり、ご家族が分かる範囲の情報をお聞きしました。
対象者情報としては、
・容姿が分かる画像と失踪当日の服装について
・会社に関する情報と友人知人の連絡先について
・行きつけの店や施設等について
・学歴や住所遍歴について
・銀行口座について
などの情報を得て、調査を開始しました。
尚、奥様にはご主人が自宅に置いていた銀行通帳を毎日に記帳するように伝えました。

調査は、失踪理由の手掛かりを掴む為にご主人に係わりのある友人知人、そして行きつけの店や施設等に聞込みする事から始めました。
聞込み調査の多くは、無駄に終わるのですが一つ一つ可能性を潰していくのは、刑事の仕事と同じかもしれません。

個人情報保護法の観点から調査の詳細は省きますが、
調査を始めてから1ヶ月が経とうとした日に、ご主人が女性と暮らしている事が確認されたのです。 

会社の同僚や友人知人も知らない女性でしたが、ご主人が良く利用していた施設内の店舗を一軒一軒潰して行く中で得られた手掛かりを基に探し出す事が出来たのです。
尚、ご主人の所在が確認できても私達探偵が拘束したり、無理やり連れて帰る様な行為は出来ませんので、奥様に所在を連絡する事になります。

後日、奥様から連絡があり、失踪の理由や今の状況などを教えて戴きました。
失踪の理由は、単なる浮気だったのが女性から妊娠した事を告げられたのが原因でした。 
主人によれば、何とか穏便に解決しようと女性と話し合ったが上手く行かず、女性から妊娠を盾に離婚と結婚を迫られていたとの事で、今は弁護士を入れて女性と話していますが、どうも妊娠自体も疑わしいようです。
主人とは、幼い子供の事があるので慎重に考えてはいるのですが、離婚も視野に入れています。
との事でした。

自殺も含めて心配していたこの一か月間の事を考えれば、その失踪理由が分かった今、奥様が離婚を視野に入るのは致し方ない事かもしれません。

奥様からは、
『有難うございました』
『探偵に依頼するのが初めてで不安だったのですが・・・』
『本当に有難うございました』
と感謝の言葉を戴き、失踪理由はともあれ結果を出す事ができた案件でした。

全ての失踪人が見つかれば、警察はいりません。
高い確率で見つけている事を誇示する探偵会社があれば要注意です!


家族や親族が家出・失踪した場合は、最寄りの警察署や交番で「行方不明者届」を出します。
警察では、家族や親族から「行方不明者届」を受け付ける際は、失踪状況等を慎重に事情聴取しながら行ない、事件事故に巻き込まれた可能性がある時は速やかに捜査が行われます。
しかしながら、明らかに事件に絡んだ失踪でない限り、積極的に警察が捜査をすることがないのが現状です。

「行方不明者届」を出す事が出来るのは、行方不明者の保護者または配偶者、親族となっており、基本的に友人や知人は「行方不明者届」を出す事は出来ません。

警察に行方不明者届を出す時は、下記の情報が必要です。
・家出失踪人の氏名、生年月日、本籍、血液型
・家出失踪人の画像、容姿:髪型・体格・身長・体重などの特徴
・家出失踪人の当時の服装や所持品の特徴
・行方がわからなくなった日時
・家出失踪の原因や動機と思われる事
その他、行方不明者情報で捜索に手掛かりとなる情報、最近ではSNS使用に関する情報などを伝えると良いでしょう。

警察では、行方不明者情報をコンピュータ入力・登録し、全国の都道府県警察へ手配する事で、行方不明者として警察に保護された人の中に届出情報と一致する人がいないかを調べます。
警察の情報網を駆使して行方不明者の発見に繋がった時は、警察署から届出をした人に連絡が行くようになっています。

警察に失踪届を出す以外に家族が出来る事と言えば、所在調査の専門家である探偵会社・興信所に調査依頼する事です。
警察の統計にもあるように、警察が失踪届を受理してから行方不明者の所在が確認される期間で、7日間以内が最も多いと言うことから、出来るだけ早急に信頼できる福岡市の探偵・興信所に調査依頼をする事が早期発見に繋がる手段です。

探偵・興信所に調査依頼をする場合は、事前に下記の事を調べて於かれると良いでしょう。
・失踪した家族が持って行った物
― 例えば失踪した季節に必要な服装や車、所持金、キャッシュカード、通帳の有
無などを確認すると共に、置いて行った所持品やゴミ箱に捨てられた物を確認
して下さい。
・失踪した家族の友人・知人、勤務先同僚の連絡先。
・失踪した家族が行きそうな場所や、生まれ育った場所、慣れ親しんだ地域、土地勘
がある地域などの情報。


福岡市の探偵:日本興信所は、探偵業に携わって38年の実績と高い調査技術を有している事から、地元弁護士とも業務提携をしています。
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調査期間

調査費用

・所在調査  期間:30日間

・調査費用  300,000円+成功報酬費:500,000円

※調査費用+成功報酬のシステムで安心依頼!

<参考サイト>

家出・失踪人・行方不明者の所在調査

家出・失踪・人探し調査のご相談例

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調査のご相談 / ご契約の手順

 

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