父の再婚話しに不信感・・・財産狙いでは!?

投稿日:2022年10月11日

ご相談内容&依頼に至るまでの経緯

 

【ご相談者】

長女(45歳) 福岡市在住 / 福岡市の探偵事務所に来社

 

高齢化社会の今、健康志向が強く、いまだ『現役』と言う高齢者が多くいます。

内閣府の令和3年版高齢社会白書によれば、65歳以上の一人暮らしは年々増加しており、令和2年度の集計では65歳以上の男性が4,590,000人、女性が2,435,000人と言う集計結果となっています。

 

高齢の親が一人暮らしをする中で、子として心配の種は尽きません。

一人暮らしをする親が近距離に住んでおればまだ良いのですが、遠距離に高齢の親が住んでいる場合は、電話で近況・生活の様子を感じる事しかできず、何か異変を感じても直ぐに様子を見に行く事はできません。

 

○高齢の親が一人暮らしをする中での不安材料は多々ありますが、

・食生活の乱れ、ちゃんと三食食べているのか

・自炊時の火の不始末はないか

・ご近所との関係は、トラブルは、ゴミ出しはしているのか

・認知症への心配、金銭の管理は大丈夫か

・持病は悪化していないか、ちゃんと薬は飲んでいるのか

などなど心配の種は尽きません。

 

また、親との同居を提案しても、親が同居を望まない場合がありますし、親と子そして子の妻や夫、孫との生活を考えると、同居を避けるケースが多くあります。

さらに、長年住んだ実家の処分の問題や、住み慣れた土地・知人と離れたくない、先祖やお墓など様々な問題が同居の障害となるようです。

 

さらに、近年は高齢と言っても一昔前の高齢者のイメージとは異なり、元気いっぱいの高齢者が増え、「自分の時間を自由に過ごしたい」「再婚も視野に新たな出会いを求めたい」と言う親も多くなっています。

 

 

今回のご相談者も、一人暮らしする父親の所に見知らぬ女性が出入りしている事を知った事からの調査依頼でした。

 

ご相談者によれば、

実家は糸島市で農業を生業としていた事から、広大な土地を有しています。

7年前に母が他界してから父もやりがいを無くしたのか、徐々に農業から手を引き今は野菜だけを栽培している程度です。

父は今年で75歳になるのですが、健康で旅行やカラオケなどと、それなりに楽しんでいるようです。

 

子供は私と姉がいて、私は福岡市内で姉は東京にいるので二人とも農業を継ぐ予定はありません。

また姉も私も父を引き取ったり、実家で一緒に暮らす事はなかなか難しく・・・今は元気だから良いのですが・・・。

 

で、8月のお盆で実家に帰省した時、昔から交流がある近所のおばちゃんから、

『知らない女性が時々実家に来ているけど、誰かにお父さんの世話を頼んでいるの?』

と聞かれ、

『えっ!』

『どんな人?』

と聞くと

『50歳代くらいかな~、なんか洗濯やら掃除しているみたいだったよ』

と言われたので、その場はなんとなく

『家事代行業者の人かもしれませんね』

『あとで父に聞いておきます』

と立ち話をして別れたのですが、知らない女性の出入りを知って驚き、父に

『家事代行とかに依頼している』

『なんか女性が掃除や洗濯しているって聞いたんだけど・・・』

と聞くと、最初はぬらりくらりと話をそらしていたのですが問い詰めると、その女性はカラオケスナックで仲良くなった女性で、、時々 家に来て掃除や洗濯、食事などの世話をしてくれている事を話してくれました。

女性は、数年前にご主人を亡くして一人暮らしをしている57歳で、お互いの境遇が似ている事から親しくなり、家に来るようになったとのことでした。

話し終わると、父が女性との再婚を考えていると言うのです。

 

実家から帰宅後、東京にいる姉に電話して事の次第を伝えると、電話口で驚くやら怒るやらで取り付く島もありませんでした。

 

私達からすると、父は女性から好かれるタイプではありませんし、生前の母は苦労のしどうしだったんです。

だから姉も言っていたのですが、財産目当てではないかと危惧し、姉とも相談して女性の身辺と言うか身元を調べておいた方が良いとなり、ご相談にお伺いしました。

との事でした。

 

 

調査結果・・・続きは「結婚・身元・素性・身辺調査のご相談事例」で