父親が子供の親権を取りたいので有利になる証拠を採ってほしい!
投稿日:2021年4月2日【ご相談者】
父親(36歳) 会社員 福岡市在住 / 福岡の探偵事務所に来社相談
【対象者】
妻(33歳) 専業主婦 5歳の子供あり
「離婚」後、子供の親権は、母親が有利とされています。
裁判所が親権者を判断する時の基準として、子供が小学校に入学するまでの年齢であれば、親権者を母親とすべきと考えています。
なので、離婚原因が妻の「浮気」であっても裁判所の判断は親権者を母親とします。
他の基準として、日々の暮らしの中で両親のどちらが育児に関わっているのかを重視しますので、父親が仕事などを理由に育児に積極的に関わっていないと不利になります。
父親が子供の親権を取るハードルは高いのですが、ある一定の条件を満たせば、父親を親権者とする事案もあります。
一定の条件とは、日々の暮らしの中で母親が育児放棄をしている場合や、母親を親権者とするには何らかの問題がある場合の時は、父親が親権者となる可能性が高くなります。
よって、父親が親権を取る場合は、母親が親権者として不適格である事の立証と、子育てを支援してくれる親族の存在をもって、親権問題に強い弁護士へ依頼する事が有利に事を運ぶ方法となります。
また、将来的に離婚を視野に入れて父親が子供の親権を取りたい場合は、
父親が日々の暮らしの中で子育てに積極的に参加している事実の積み重ねや、保育園・幼稚園・学校行事などにも父親が積極的に参加しておくのが大事です。
さらに、父親が仕事に行っている時に、子どもの面倒を見てくれる両親・祖父母の存在も不可欠です。
で、今回のご相談内容もご主人が親権を取る為の調査依頼でした。
ご主人によれば、
妻が浮気している事が分かったので、離婚をしようと思っています。
私達夫婦には5歳の娘がいるので、離婚後は私が娘の親権を取りたいので、浮気の証拠以外にも親権が取れるような証拠なども採って欲しいと思い、ご相談に伺いました。
との事でした。
これまで、妻の日々の素振りや態度の変化や育児に関してなどで夫婦喧嘩も多くなり、夫婦仲も悪化していました。
最近、妻の変化の原因が「浮気」ではないかと思っています。
妻が浮気していると言う確かな証拠はありませんが、日中 頻繁に出掛け、子供の保育園への迎えも遅くなっているのです。
また、化粧や服にお金を掛けており、特に下着が派手になっている事からも「浮気」を確信しています。
妻が身なりを気に掛けるようになったのは、娘をスイミングスクールに通わせるようになった時期からなので、もしかしたスイミングスクールのコーチと浮気しているのではと疑っています。
妻の浮気が事実で、法的な浮気の証拠が採れたら「離婚」をする決意ができているのですが、浮気する妻に娘の親権を渡したくはありません。
なので、調査過程で妻が親権者としても不適格者であると言う事例も採りたいのです。
「離婚」と「親権」を相談している弁護士からも、父親が親権をとるのは難しいと言われていますので、妻の「浮気の証拠」と妻が「親権者としても不適格」であると言う事例を採ってください。
との調査主旨のご依頼でした。
調査結果