浮気・不貞行為の証拠と慰謝料請求の時効について
投稿日:2024年5月3日思いもしなかった浮気 まさかの浮気
「家庭円満だった」「信じていた」のに…何故⁈
浮気をされた妻や夫の対応は人それぞれですが、「愛していた」「信じていた」相手からの裏切りは非常に耐え難く、記憶の奥深くに刻み込まれます。
夫婦としてやり直した方が良いのか、自分でも良く分からない試行錯誤の日々。
やり場の無い憤りに怒りが沸々と湧き、浮気した事を責めても責めても気が晴れる事は無く、心身ともに疲弊し苦しみの日々の始まりです。
怒りと悲しみが交互に行き交う感情や喪失感の日々は、心:自律神経のバランスが不安定になり、何をするにしても「やる気が起きない」「落ち込む」「憂鬱になる」「眠れない」などの体調不良、つまり自律神経に支障をきたし「自律神経失調症:うつ病」になる場合があります。
自律神経失調症:うつ病になると心療内科に通う事になり、「薬」を処方されてもなかなか改善されるものではありません。
心身のバランスを崩さない為には一人で悩みを抱え込むことなく、両親・兄妹や友人、第三者でも良いので、今の苦しみを吐き出す事が一番の対処方法です。
また、裏切った夫や妻・浮気相手に「仕返しをしたい」「私と同じ、いやそれ以上の苦痛を与えたい」「制裁をしたい」との思いを形にできるのが【慰謝料請求】です。
【慰謝料請求】をするには、法的に有効な浮気・不貞行為の証拠が不可欠です。
◇浮気・不貞行為で法的に有効な証拠になるものとしては、
・ラブホテルを利用している画像
・浮気相手の自宅出入りや宿泊が確認できる画像
・明らかに親密な関係(肉体関係)が認められる証拠や画像
・浮気を認めた時の念書や会話の録音・録画
・探偵会社・興信所が調べ上げた報告書
◆浮気・不貞行為の証拠としては弱いものとは、
・LINEやSNSでやり取りしたメッセージの内容
但し、メッセージ内容に性交渉があったと認められる画像やトーク履歴があれば、証拠となる事もあります。
・スマホや車輛のGPS:位置情報の記録
・クレジットカードの利用明細、ホテルの領収書
などが該当します。
尚、浮気・不貞行為の証拠としては弱いものでも、同様の証拠を複数組み合わせる事によって法的に有効な浮気の証拠となるケースもありますので、すぐに探偵会社・興信所に調査を依頼するのではなく、まずは夫婦問題に強い弁護士に今持っている状況証拠を持参して、ご相談される事をお勧めします。
□慰謝料請求権の時効について・・・続きは「福岡市の探偵:暮らしのトラブルQ&A」で