高齢者の婚活が増加、高齢の父に再婚話し…財産狙いでは?

投稿日:2022年3月22日

ご相談内容&依頼に至るまでの経緯

 

【ご相談者】

娘(45歳) 久留米市在住 / 福岡市の探偵事務所に来社

 

子として、親の再婚に素直に賛成できないのは自然に沸いてくる感情です。

親の再婚には、子の年齢に関係なく複雑な感情が入り乱れます。

 

夫婦の「離婚」「死別」で、父親・母親が再婚に至る経緯は人それぞれです。

父親・母親がまだ若く、これからの長い人生を考えれば、お相手が本当に「良い人」であれば、積極的ではないにしても反対はしないと言う家族が多いのではないでしょうか。

 

しかしながら、高齢の父母の再婚話しに於いては、事は単純に運びません。

高齢、特に65歳以上の父の再婚、中でも一人暮らしをする父の寂しさは理解できるものの、「今更入籍までする必要があるのか」「茶飲み友達で良いのではないか」と言う思いが、高齢の父の再婚を妨げます。 

更に、複雑にするのが高齢の父が所有する財産(預貯金・不動産 等)の行方です。

 

 

今回のご相談内容も、75歳の父から再婚の意思表示がされた事からの調査依頼でした。

ご相談者は55歳の娘さんで、調査の依頼経緯・主旨をお聞きすると、

高齢の父親(75歳)が、5年前に妻を病気で亡くして以降、一人暮らしをしていたのですが、2年前から通いだしたカラオケサークルで知り合った女性と、お付き合いをしているようなのです。

お付き合いと言っても、私達家族は父の歳も歳ですから茶飲み友達程度と言う認識でいて、父の寂しさなどを考えて家族は温かく見守っていましたが、父の最近の言動からして、どうも違う様なのです。

 

私達の前では、父は「結婚などは考えていない!」と言うのですが、本心は違う様で相手女性から入籍を迫られている様子であり、父もまんざらではないようなのです。

 

父が住む実家には、女性が頻繁に出入りをして父の世話をしています。

私達家族は、その事を知ってはいたのですが、父に再婚の意志が無い事を何度も確認していましたので、深く考えていませんでした。

 

そんな中、父が体調を崩して一時入院したのですが、その時も病院に女性が毎日来て父の世話をしていました。

ところが、父が入院して実家を不在にしているのに、女性が実家に出入りしている事が分かりました。

どうも高価な骨董品を調べている様子が伺えた為、父も承知している事なのかと、父に聞いてもハッキリとは答えませんでした。

更に、入院している父の様子を担当看護士に尋ねると、女性が父に婚姻届けを書かせようとしている事を耳打ちしてくれました。

 

その様な事が会ってから、私や家族は女性が父の財産を狙っているのかもしれないと疑念を抱くようになったのです。

父にはある程度の預貯金と不動産も所有していますので、私や家族とも話しをして女性の身元を調べておいた方が良いと言う事になり、ご相談に伺いました。

との事でした。

 

調査結果・・・続きは「結婚・身元・素性・身辺調査のご相談事例」で