行動確認の種別・目的 と 尾行調査について

投稿日：2022年3月17日

行動確認とは、対象者を徒歩や車などで尾行する事により、対象者の立ち回り先や接触する人物等を確認する行為で、対象者がどの様な人物であるかを把握する為の調査です。

 

◆行動確認の種別・目的を挙げると、

〇浮気調査

探偵に調査を依頼される方の多くは、夫や妻の行動を確認して浮気の事実確認・浮気の証拠収集の為に行動確認を依頼されます。

浮気調査の事例については、「浮気・行動・素行調査のご相談事例」を参照してください。

 

 

〇社員調査

営業職社員の勤務実態を調査し、営業報告・日報に虚位の記載はないのか。

営業車輛を、私的に使用していないか。

情報漏洩や贈収賄や不正なキックバックの受け取りの有無や、同業他社との接触有無。

退職後の社員が顧客情報を持ち出して独立するのではないか。

等々で、社員の行動確認の依頼があります。

 

過去の社員調査では、会社の社名が入った社用車で交際相手とラブホテルに立ち寄ったり、パチンコ店で遊戯していたなどの事例がありました。

 

社員を正しく管理することは、会社のコンプライアンスを徹底する上で、重要なポイントと言えるでしょう。

 

昨今、社員にGPSを支給して営業時間内の行動・位置を確認している企業もあるようです。

支給したGPSで社員を管理する行為は法的に問題ないようですが、社員のモチベーションには問題が生じるかもしれません。

また、営業時間外での位置取得や、社員の同意が得られない中でのGPS管理は違法になるケースもあります。

 

 

〇保険調査

損害保険や傷害保険の受給に於いて、受給者が不正に保険を受給していないかを確認する為に、保険受給者の日常生活・行動を観察します。

 

例えば、交通事故でムチ打ちとなった場合や、何らかの事故・アクシデントで足や腕などに障害を受け、日常生活に支障をきたしている事などを理由に保険を受給している対象者に対して、虚位の申告をしていなかを確認する為に、対象者を尾行・張込みをします。

その結果、松葉杖が不可欠であるはずの受給者が松葉杖なしで歩く姿が確認できたり、車の運転ができないはずの受給者が運転していたなどの証拠を得た場合は、損害保険や傷害保険を不正に受給していると言う証となります。

 

 

〇他の行動確認では、「身の回りにいる不審人物」「取引等に絡む人物」「建設予定地等で反対運動をする人物」などなど、依頼者が気に掛かる人物がどの様な人物なのかを確認する為に、行動確認を依頼されます。

 

 

◆行動確認に於ける尾行調査の方法・・・続きは「福岡の探偵：暮らしのトラブルＱ＆Ａ 」で