先日、「徒歩尾行は辛い」という記事をあげたばかりなのに……今回も徒歩尾行
投稿日:2019年3月11日先日、「徒歩尾行は辛い」という記事をあげたばかりなのに……今回も徒歩尾行。
対象者は、タクシーを利用する事が多いとの事でした。
依頼者に、下見の段階で調査員1人は厳しいですよ。と、伝えても
予算の関係で「今回は1人でお願いします」との事。
調査プロとしてのプライドで、1人だから尾行できませんでしたとは、言えません。
対象者のあらゆる行動を想定して現場に入ります。
対象者がタクシーに乗りそうなら、先にタクシーを止めて、対象者がタクシーに乗るのを待ちます。
それが想定通り行かなければ、対象者がタクシーに乗るのを見るやいやなや、後続のタクシーを止めて尾行します。が、この場合、サスペンスドラマなように、都合よくタクシーなんて来ませんので『運』任せとなります。
調査員が2人なら調査車両で、追尾出来るのですが………
そんな事を頭に入れて、夕方四時から調査スタート。
もちろん付近で、立って張り込みです。
二時間くらい張り込んでいると、対象者が動きだしました。
「さあ!」と、気合いを入れて尾行すると、今日は『運』が良い!
バスに乗ってくれました。 良い意味で想定外のバス移動です。
バスから地下鉄で移動後、友達と合流して、目的の店へ。
店の出入りが見える場所で、周囲に溶け込むようにしながら立っての張り込みです。
なかなか出てきません。
約三時間後、やっと出て来たかと思うと、今度は繁華街まで歩いてスナックへ。
そこで、再び立ち張り。
花の金曜日の繁華街ですから周囲には、酔っ払いや呼び込みの人など、いろんな人がいる中での張り込みは、目立ちますが周囲の視線との戦いです。
約二時間後、やっと出て来ました。
時間も時間だから帰るかと思いきや、もう一軒のスナックへ。
「もう24時を過ぎてますよー」
因みに、これは夫の尾行ではありません。
主婦の尾行なのです。
もう徒歩尾行は、しばらく勘弁して下さい。
調査終了は、深夜二時。
約10時間の徒歩尾行でした。