中高生の家出と「警固界隈」:調査事例から見る危険性と対策
投稿日:2026年2月27日ご相談内容&依頼に至るまでの経緯
【ご相談者】母親(37歳) 会社員 福岡市西区在住 / 事務所にて面談・契約
【対 象 者】娘(14歳) 中学2年生
現代の日本において、未成年の家出、特に中高生が「警固界隈」と呼ばれるエリアに吸い寄せられる現象は、単なる一時的な反抗期では済まされない深刻なリスクを孕んでいます。SNSの普及により、家出は「孤立」から「コミュニティへの合流」へと姿を変えています。
□警固界隈(けごかいわい)とは何か
福岡市中央区の天神エリアに位置する「警固公園」周辺に集まる若者たちのコミュニティ
を指します。
東京の「トー横(新宿歌舞伎町)」や大阪の「グリ下(道頓堀)」と同様の性質を持ち、家
庭や学校に居場所を失った若者たちがSNSを通じて繋がり、リアルな拠り所として集結
する場所です。
SNSでのハッシュタグ文化: 「#家出」「#神待ち」「#警固界隈」といったタグを通じて、
見知らぬ大人や同年代と容易に接触し、擬似家族の形成:共通の悩みを持つ者同士で「界
隈」を形成し、帰る場所のない若者にとっての「避難所」として機能してしまっているの
です。
□警固界隈に潜む「4つの重大な危険性」
未成年がこの界隈に留まることは、常に犯罪の被害者(または加害者)になるリスクと
隣り合わせです。
・性的搾取と神待ち
「家を貸す」「寝床を提供する」という甘い言葉で近づく大人は、ほぼ例外なく見返りを
求めます。
家出少女が生活費や宿泊場所を確保するために、自らの身体を差し出さざるを得ない状況(パパ活や売春)に追い込まれるケースが多発しています。
・薬物汚染とオーバードーズ
同界隈では、市販薬の大量摂取(オーバードーズ)が一種の流行や現実逃避の手段として
蔓延しています。
また、より深刻な違法薬物(大麻や覚醒剤)の入り口になることも少なくありません。
・特殊詐欺の受け子・出し子
金銭に窮した家出少年・少女は、犯罪組織にとって絶好のターゲットです。
「簡単に稼げるバイト」として、特殊詐欺の末端(受け子・出し子)に利用され、一生を
台無しにする前科がつくリスクがあります。
・暴力とコミュニティ内のヒエラルキー
同界隈内には独自の秩序があり、支配的な人物による暴力や、金銭の搾取が発生します。
一度コミュニティに入ると、恐怖心や依存心から抜け出せなくなる「マインドコントロー
ル」に近い状態に陥ることがあります。
□調査事例:警固界隈に頻繁に出入りするようになった少女
福岡の探偵事務所に来社された母親に調査依頼の経緯をお聞きすると、
たぶん夫と離婚した事が起因になっているとは思うのですが、最近 中学2年生になる娘
が不登校気味になって…
日中は私が仕事でいない事から、娘が自宅で何をしているかまでは把握できていないので
すが、どうも娘が自宅にいない様で…
私が仕事から帰宅する時間までには帰って来ているのですが、食事中に「何処か出掛け
た?」と聞いても何も話してくれませんし、直ぐに自室に籠ります。
私も「このままではいけない」「何とかしなくては…」と思ってはいるのですが、仕事が
忙しくて…言い訳ですよね…
私がいない日中に娘が何をしているかも気になるのですが、娘の様子がおかしいと言うか、
目が虚ろで…
娘が何をしているのか何か変な事に巻き込まれたりしていないか心配になり、娘の行動を
調べて貰おうと思って調査の依頼に伺いました。
との事でした。
調査結果
調査は、母親が仕事に出掛けた時間より娘さんの行動を3日間確認する事になりました。
調査を開始すると、娘さんが午前中に外出する事はありませんでしたが、昼過ぎに娘さん
が外出しバスを利用して天神で降車すると、真っ直ぐに警固公園つまり警固界隈に行きま
した。
「警固界隈」とは、先にも記しましたが家庭や学校に行き場をなくし、居場所を求めて天
神の警固公園に集まる若者たちの事です。
同界隈では経済的な困窮や心の傷が引き金となり、万引きや売春いわゆる「パパ活」に手
を染めてしまうことも珍しくありません。
また、同界隈では、市販薬の大量摂取(オーバードーズ)が一種の流行や現実逃避の手段
として蔓延しています。
同公園での娘さんの動向を監視していると、同年代の女の子数人と公園の芝生に座り込み、
笑顔で話し込んだり、近くのゲームセンターで遊んだりしていました。
調査期間中の3日間、娘さんは毎日警固界隈に行き、同年代の女の子とたむろしていまし
たが、最終日には少し年配の男性と接触。
娘さんは同男性から小ぶりの紙袋と交換にお金を渡して、何かを購入していました。
同状況から紙袋の中身が市販薬である可能性が高いと判断し、娘さんが大量摂取(オーバ
ードーズ)している懸念がある事を母親に報告。
母親は、状況をなかなか受け入れがたい様子でしたが事の重大さに会社を早退して帰宅し、
娘さんを問いただすと共に紙袋に入っていた大量の薬を発見したのです。
母親が感じていた娘の様子:おかしさ・異変は、薬を大量摂取していた事だったのでしょ
う。
母親は、娘さんの異変に気付きながらも仕事に逃げていた事を反省し、改めて娘さんと向
き合い、不登校やオーバードーズ、警固界隈などについてのカウンセラーや専門家と相談
される事を決意されました。
□保護者が取るべき対策と未然防止
お子さんが「不登校になった」「イジメられている⁈」「様子が変」など子供の変化・兆候
がある場合、以下の対策が急務です。
・早期発見のためのチェックリスト
服装や持ち物が派手になり、出所不明の現金を持っている
スマートフォンのロックが厳重になり、常に誰かと連絡を取っている
オンラインゲームの中の誰かとやり取りしている
SNSの投稿内容が急激に変化…闇を感じさせる投稿、界隈用語の使用
・発生時の初動対応
感情的にならない:叱責は本人をさらに閉じこもりさせ、ゲームの中の友人や界隈へ依存
させます。
SNSのログイン情報の把握:万が一に備え、アカウント名や友人などを把握しておく。
・家庭内環境の再構築
界隈への出入りや家出は「外に魅力があるから」ではなく「家庭や学校に居場所がないか
ら」起こります。
本人の話を否定せずに聞く時間を設け、第三者(カウンセラーや専門家)からのアドバイ
スを受けながら対話を欠かさないことが、再発防止の鍵となります。
□沈黙はリスクを加速させる
警固界隈という場所は、若者にとっての一時の解放区かもしれませんが、その裏側には、
彼らの若さと無知を食い物にする大人の影が必ず存在します。
「うちの子に限って…」という楽観視は、取り返しのつかない事態を招きかねません。
少しでも異変を感じたら、専門的な知識を持つ機関に相談し、保護の手を差し伸べること
が重要です。
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調査費用
行動確認調査 3日間 調査時間:20時間 調査員1名
調査費用 290,000円(税別)
依頼者様へのアドバイス
<参考サイト>
・福岡の探偵:暮らしのトラブルQ&A
・行動確認・浮気調査について
・家出・失踪・人探し調査のご相談例
◇福岡市の探偵:日本興信所 は、
ご相談者様の日々の不安な気持ちに寄り添いながら、誠心誠意に調査を実施する事をモットーにしています。
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