結婚を前に、彼の離婚理由を確認しておきたい

投稿日：2022年5月13日

ご相談内容&依頼に至るまでの経緯

【ご相談者】女性（33歳）　糟屋郡在住　／　福岡の探偵事務所に来社

厚生労働省の離婚件数統計によれば、近年年間60万組が婚姻するのに対し、21万組の夫婦が離婚の選択をしています。
因って、恋愛中や結婚を前提にお付き合いをしているカップルも、どちらかがバツイチだと言うケースも多くなります。

恋愛中であれば特に気にしなかったバツイチも、いざ結婚となるとバツイチ、つまり離婚理由が気になります。
更に、結婚相手を両親に紹介する時の事を考えれば、バツイチと言うマイナス要素、親の不安を少しでも取り除く為に、離婚理由を知っておきたいと思うのも至極当然の事です。

今回のご相談内容も、結婚を考えているお相手に離婚歴がある事からの調査依頼でした。
ご相談者から調査依頼の趣旨をお聞きすると、
2年前からお付き合いをしている彼がいるのですが、先日彼からプロポーズをされ、その時は素直に嬉しく、結婚を承諾しました。

結婚の事を親にいつ話そうか、彼がバツイチである事をどう思うのか、反対するのではないか、バツイチである事を黙っておくか、などと考えていると、彼の離婚理由を知らない事に気づき、彼に元奥さんとの離婚理由を聞く事にしました。

彼は3年前に離婚し、元奥さんとの間に子供もいて、奥さんが育てているとは聞いているのですが、離婚理由は聞いていませんでした。
彼に離婚理由を聞くと、ただ「性格の不一致」と言うだけで明確な返答はなく、何となく離婚理由を濁しているようで、少し不信感を持つように・・・。

このモヤモヤした思いのままでは結婚に踏み切れません。

友達に相談したら「そんなに気になるなら、離婚理由を調べてみたら？」と言われと事もあり、相談に伺いました。
探偵さんに依頼したら離婚理由って調べられるのですか？
調べられるのなら、調査をお願いしようと思っています。　
との事でした。

調査結果

調査を実施するにあたり、ご依頼者に「彼の元奥さんの住所はわかりますか？」と、お聞きすると「彼の自宅は分かりますが、元奥さんの住まいは分かりません」との事でした。

離婚理由を調査するには、彼の周辺や自宅、実家近隣での取材（聞き込み）調査をしても、彼の言葉を鵜呑みにしている人達ですから、あまり意味がありません。
離婚理由を調べるには、離婚した夫婦のどちらか一方だけに聞くのではなく、双方の話を聞く事が欠かせません。
今回のケースであれば、元奥さんに直接離婚理由をお聞きするか、元奥さん側の親族に取材する事によって、真の離婚理由が明らかになる事がありますので、まずは元奥さんの住所を調べる事から調査を実施しました。
　
元奥さんの住所を調べるのは、簡単な作業ではありませんが、当社の調査ネットワークをフルに活用して判明させることができました。
元奥さんにコンタクトを取ってお会いする事ができ、離婚理由についてお聞きする事ができました。

個人情報保護法の観点から、調査の詳細は省かせてもらいますが、
今回の調査主旨を元奥さんにお話しすると、離婚理由はご主人（彼）が依頼者に話していた理由「性格の不一致」とは異なり、ご主（彼）の浮気と浪費が原因との事でした。
総合的に判断しても、彼の離婚理由は浮気が一番の原因であるようです。

そして、帰り際に元奥さんから
『結婚するのは勝手ですけど、彼と結婚したらきっと後悔しますよ』
『子供の養育費も払わない人ですよ』
『彼の表面だけ見ないで、良く考えた方が良いですよ』
と、依頼者である彼女に対しアドバイスと同情的な話しをされておられました。

今回の調査報告書を、ご依頼者にお渡しすると
『本当の離婚原因は浮気だったんですね・・・』
『奥さん、どんな人でした？』
と話されると、しばらく沈黙の時間が続いた後に
『調査して良かったです』
『奥さんの話（報告書）を聞いて、彼との交際を振り返ると腑に落ちる事が多々あります』
『彼と結婚して良いのか、良く考えてみます』
と、事務所をあとにされました。

本興信所は福岡市を本社・拠点とし、全国に調査ネットワークを持つ探偵事務所です。
探偵業に携わって35年の実績と高い調査技術を有し、地元弁護士と連携。
長年の調査実績の間で築き上げた調査ネットワークが全国津々浦々に広がり、信頼できる探偵会社と業務提携をしています。

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