親の意に沿わない娘の結婚相手、特に「学歴差」が気になる

投稿日:2022年3月14日

ご相談内容&依頼に至るまでの経緯

【ご相談者】両親(60歳代) 北九州市在住 / 福岡の探偵事務所に両親が来社

親は、子供達に愛情を注ぎ、子供の成長に夢を抱きます。
幼い時から習い事をさせ、出来るだけ多くの知識・興味を持って欲しい、より良い大学・より良い仕事に就かせたい、と子供の幸せを願って子育てをして行く事でしょう。
その様に育てた子供の結婚相手には、「子供に見合う相手で会って欲しい」という思いが強くなるのは、親としては至極当然の思いと言えるでしょう。

この様な思いは、あくまでも親の心理ではありますが、
子供や家族が高学歴・高収入であれば、結婚相手にも同様の学歴・職種・収入を求める事はある意味自然な流れです。
例えば子供が医者であれば、お相手も医者でなければならないと言うように、親の意に沿わない結婚相手であれば、結婚に賛成はできず、反対されてしまうでしょう。

親の意に沿わない結婚相手、特に「学歴差」は気になるところです。
「学歴差」に於いては、娘が一流大学を卒業しているのに、男性が三流大学卒や高卒であれば、その拒絶感は強くなります。

結婚生活が破綻する理由の多くは、夫や妻の浮気ではなく、「性格の不一致」を理由にした離婚が大半であり、その「性格の不一致」の起因となるものに「学歴差」から生じる思考のズレがあります。
「学歴差」から、政治・経済・社会の動きや、子育て、教育方針、金銭感覚などに於いて、考え方の相違や、異なる価値観、趣味嗜好の違いなどが、日々の生活・日常会話の中で見え隠れし、その積み重ねで夫婦に亀裂が生じ、離婚を選択するケースを良く耳にしてきました。

もちろん「幸せな結婚」を送る上で支障になるのが、学歴や収入・家庭環境が全て左右する訳ではありませんが、人柄が全てだとも言えません。


今回のご相談も、高学歴・高収入、そして社会的にも地位がある娘さんが、高卒の男性と結婚したいと言って来た事からの調査依頼でした。

ご両親にご相談の経緯をお聞きすると、
今年で39歳になる娘が、結婚相談所で紹介された男性(41歳)と結婚したいと言って来ました。

娘からお相手の経歴や仕事、家族の事を聞くと、男性は高校を卒業した後に郵便局に勤めており、主に集配業務の仕事に従事しているとの事でした。
実家は東区で、新興住宅街の戸建て住宅に両親と弟との四人家族だと話してくれました。

先日、お相手の男性が我が家に挨拶に来られ、その時は特に悪い印象は受けなかったのですが、お相手の男性が帰られた後でモヤモヤした思いがし、妻にその事を話すと妻も同じ印象を受けたとの事でした。
男性に結婚後の生活や仕事の事などを聞いた時、はっきりしない返事ばかりで・・・言葉は悪いのですが「うだつが上がらない」男に感じ取れたのです。

正直な気持ちを言えば、娘は国立大学を卒業して大学院に行って博士号を得ていますので、お相手の学歴や仕事内容などが気になるのです。

娘は大学時代を含めて、恋愛らしい恋愛はして来ず、研究一筋の生活だったようなのですが、昨年、中学校の同窓会に久しぶりに出席した事が切っ掛けになったようです。
同級生たちの多くが結婚し、子供の話しをしている事に引け目を感じたようで、強く結婚を意識したようなのです。
そして、私達が知らぬ間に結婚相談所に登録して、今回の相手と出会ったらしいのです。
娘も歳が歳ですから、結婚はむしろ喜ばしい話しではあるのですが・・・。

私達が心配するのは、
あまりにもお相手との学歴差がありすぎると言う事なのです。
一時期は良き関係が築けたとしても、結婚生活を送って行く中で日常会話が噛み合わずに、結婚生活に支障を来たすのではないかとも心配しています。
娘の選んだ人なのならと言う思いもありますが、親としては娘ならもっと良い人と結婚できるとの思いがあります。

そこで、お相手の家族構成や、両親の仕事、実家近隣での評判・トラブルの有無、生活状況、金銭関係、そしてお相手男性の勤務先での評価などの身元調査をお願いしに来ました。
出来れば、娘に結婚を諦めさせることができるような調査結果が出る事を願っています。
との事でした。

調査結果

調査は、依頼者であるご両親の調査主旨を理解した上で、実家周辺での調査を実施しました。

個人情報保護法の観点から、調査の詳細は省かせてもらいますが、
お相手の実家周辺に於いて内偵調査をした結果、お相手のご家族に対して近隣の評判はあまり良いものではありませんでした。

近隣住民から聞かれた話しの例をあげれば、お相手のご両親は町内会の行事である公園・河川の掃除に「町内会費を払いたくないのに払ってやってるんだから・・」と言って、行事に参加する事はなく、近隣の方々もあまり関わりたくないとの事でした。

父親や母親の仕事に就いて調査すると、以前は自営業として建設関連の仕事を経営されていたようでしたが、取引会社が倒産したあおりを受けて自社も倒産し、現在は夫婦でアルバイト的な仕事をしている様で、暮らし振りは楽ではないように見受けられました。

お相手の男性の勤務先評価は、「仕事に向上心がない」「おとなしい」「影が薄い」「一緒に飲みに行くことは無く、付き合いが悪い」などなどと、人物評価は良いものではありませんでした。

更に、借金など金銭的な調査に於いては、実家不動産には抵当権が付いていたり、両親が銀行以外の金融機関から借り入れをしている事などが、内偵調査で判明しました。
 
ご両親に、調査の報告書を提出すると、
『やはりね~』
『仕事に向上心がないなんて、どうしようもないですね~』
『私たちが感じた第一印象は間違ってなかったですね~』
と話されると、
『娘になんて言おうか・・・』
と、頭を抱えておられました。


あるTVドラマに1シーン
『男と女は愛し会っている時間よりも、話している時間の方が長いのだから、話しが合わないのは地獄だよ!』
とのセリフがあるように
『趣味嗜好や学歴差による考え方の違い』
『話がかみ合わない』
『物事に対しての無知』
など、愛情だけでは乗り越えられないのが『夫婦生活』なのではないでしょうか。

親としては、子供の『幸せな結婚生活』が一番の願いです!
幸せな結婚生活を願う為にも『最低限の身元』だけは、調査しておきましょう!



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調査期間

詳細な家族構成、近隣風評や生活状況、金銭関係、勤務先 等を調査

調査費用

各項目総額費用:550,000円(税別)

<参考サイト>

福岡の探偵:暮らしのトラブルQ&A

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