家出した娘が○○市内に住んでいるらしいのですが…所在調査

投稿日:2026年5月22日

親子関係の悪化をきっかけに、我が子がある日突然姿を消してしまう。

その事実は、残された親の心に言葉では言い表せないほどの衝撃と、終わりのない深い葛藤を突きつけます。

 

予想だにしなかった家出に対して、親の心はまず激しいパニックと「なぜ」という問いで満たされます。

最後に交わした冷たい言葉や激しい口論の記憶もない中、「何で⁉」が何度も頭をよぎり、今までの子供との関わり方、やり取りなどを思い返しながら家出の原因を探し、「あの一言が引き金になったのではないか?」「もっと話を聞いてあげればよかった」と過去を悔やんでは自分を責め立てたり、「何かトラブルに巻き込まれたのでは?」などの時間が、24時間絶え間なく続くのです。

 

また、家出した子供が未成年であれば年齢特有の危うさが、親の不安をさらに増幅させます。

18歳以上であれば、法律上は大人として扱われる年齢である為、親の手を借りずに生活を始めようと思えば動けてしまう一方で、まだ社会経験が浅く、悪質なトラブルや犯罪に巻き込まれやすい脆さも抱えています。

「事件に巻き込まれていないか」「誰かに騙されて過酷な環境に置かれていないか」という命に関わる恐怖が常に頭を離れません。

 

若年層の家出で最近多いのが、SNSやオンラインゲームでの出会いをきっかけとした家出です。

特に、オンラインゲーム内で知り合った人物に悩みを話す内に強い心理的依存を抱き、現実の家族から離れて相手の元へ向かってしまう事例も増えています。

本人は自分の意志で行動しているつもりでも、実際にはマインドコントロールされていたり、監禁や性的搾取といった重大な犯罪被害に巻き込まれていたりする可能性が極めて高いのがこの問題の恐ろしい特徴です。

 

今回の調査依頼も21歳の娘:A子さんの突然の家出でした。

【ご相談者】母親(50歳代) 鹿児島市在住  探偵事務所で面談・契約

【対 象 者】長女:A子さん 21歳

当社探偵事務所を訪れた50代の母親は、不安を抱え込んできた人特有の深い疲労の色が刻み込まれていました。

 

母親が重い口を開き語り始めたのは、現在21歳になる長女A子さんのことでした。

A子さんは鹿児島市内の大学に通っていましたが就職活動が思うようにいかなかった事、そして将来の進路を巡って、真面目で完璧主義な父親と繊細な気質を持つA子さんとの間で、日常的に激しい口論が繰り返されるようになっていたとの事でした。

父親としては、娘さんの為と思って言っていた言葉が娘さんを精神的にどれほど追い詰めていたか、気づくことはできませんでした。

母として「夫の言う事も分かる」「娘の気持ちも理解できる」…板挟みの状態でした。

 

ある日の夕方、母親が帰宅するとリビングのテーブルには一枚のメモ紙だけが残されていました。

メモ紙には「一人で生きていきます。 探さないでください」とだけ書かれていたのです。

状況が良く呑み込めない中で、娘さんの部屋を見てみると身の回りの物だけ、キャリアケース一つだけを持って出ていった事が分かりました。

直ぐにA子さんのスマホにかけても繋がらず、着信を拒否されている状態で、LINEやSNSもすべてブロックされ、晴香さんとの連絡手段は完全に閉ざされていました。

 

お母さんは精神的なパニックに陥り、夫と一緒に警察に行方不明者届を提出。

しかし、書置きがあり、成人した大人が自分の意思で家を出た「自発的失踪」と判断され、事件性がない限り警察が積極的に捜索に動くことはないという非情な現実を突きつけられるだけでした。

 

事態が動いたのは、娘と仲が良かった友人からの情報でした。

友人は、A子さんから硬く口止めされていたが、お母さんが日に日にやつれて行く姿を心配して「A子さんが福岡市内にいて元気でいる」と教えてくれたのです。

「〇〇市の何処に住んでいるかまでは知らない」との事でしたが「元気にしている」事が分かり、少しだけ安心しました。

 

「福岡市内にいる」と言う唯一の光とも言える情報。

お母さんはすぐにでも福岡市に行きたい衝動に駆られましたが、夫からは「ほっとけ!」と言われるし、福岡市と言うだけではどうにも探しようがありません。

夫も内心では娘を心配している事は分かっているので、夫には黙って調査依頼に来ました。

母親は涙を流しながら、「娘が生きているなら、どこでどんな暮らしをしているのか、それだけでも知りたい」とすがる様に私たちに話されました。

 

手元にある資料は、娘さんの「氏名」「生年月日」「画像」「〇〇市内で一人暮らしをしているらしい」という、あまりにも大まかで不確実な情報だけでしたが、私たちは母親の切実な願いを受け止め、A子さんの所在調査を開始することを決意したのである。

 

調査結果・・・続きは「行方不明者、人探し、失踪人の所在調査の相談例」で