離婚を急かす夫に不信感…浮気相手が妊娠⁉

投稿日：2024年8月2日

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ご相談内容&依頼に至るまでの経緯

【ご相談者】妻（39歳）会社員：福岡市城南区在住／福岡市の探偵事務所に来社

【対象者】夫（45歳）会社員：福岡市中央区勤務

浮気・不貞行為を隠しての離婚話し。
意味不明の離婚理由。
当然、納得なんか出来る訳ありませんが「離婚しない」といくら言っても離婚を迫り続け、急かすケースがあります。
その様な状態を放置していると、気が付いた時には［離婚届］が勝手に出される事がありますので、対応を誤らない様にして下さい。

勝手に離婚届けを出されるケースとしては、
・浮気相手を妊娠させている
・独身と偽って交際していた相手から結婚を迫られている
などの差し迫った事情によって精神的に追い詰められ、離婚を急がなければならない事から夫婦間で離婚の合意が無いにも係わらず、勝手に離婚届けを出すのです。
その様な事態にならない為に、「離婚不受理届」があります。

【離婚不受理届】とは、
事前に役所：戸籍係に「離婚不受理届」を提出していれば、離婚届が受理されないと言う制度です。
離婚の意思が無い中で、相手が勝手に［離婚届］を出す事が懸念される時には、最寄りの役所：戸籍係で「不受理申出」の手続きを行うと、手続きをした当事者が「不受理申出」を取り下げるまで、当事者以外の者が提出した虚偽の届出：離婚届が受理されない制度です。
尚、有効期限は当事者が「不受理申出」を取り下げるまで有効となります。

今回の依頼者も夫から唐突に離婚話しが切り出され、毎日のように離婚を急かされた事に不信感を抱いた事からの相談・依頼でした。
奥様に依頼経緯をお聞きすると、
先月、夫から離婚を切り出されました。
私達夫婦は結婚して7年になり子供はいませんが、それなりに仲良い夫婦だと思っていたので、突然の離婚話しに只々戸惑うばかりで・・・。
離婚理由を聞いても良く分からない日常の些細な事を言うので、問い詰めると逆切れされ「とにかく離婚するからな！」と言い放ち、会話はなりたちません。

その日から毎日、離婚届を手にして「早くサインしろ！」と言って離婚を急かすので、私も精神的に追い詰められおかしくなりそうなので、今は実家に帰っています。
両親からは、あまりのも不自然な態度の夫に「女がいるんじゃないの⁉」と言われ、私も浮気が原因ではないかと考えています。

夫の変貌ぶりに私も離婚を決意しているのですが、離婚するにしても夫の浮気について白黒つけておきたい。
との調査の依頼でした。

調査結果

奥様から依頼経緯をお聞きして、まず事前に役所の戸籍係に「離婚不受理届」を提出される事をお勧めしました。
今回の依頼経緯の様に離婚を急かし、思う様に離婚話しが進展しない時、奥様が知らない内に勝手に離婚届が役所に提出されるケースがある事、その様な事を防ぐ為に「離婚不受理届」と言う制度がある事をアドバイスさせて戴きました。

その後、奥様が分かる範囲でご主人の行動パターンをお聞きして、奥様が実家に帰っている事でご主人が自由に行動できる土日に実施する事にしました。

個人情報保護法の観点から、調査の詳細は省かせてもらいますが、
土曜日の昼頃に車で出掛けたご主人は、某コンビニに立ち寄ると既に店内にいた30歳前後の女性と仲良く会話をしながら飲料水等を購入後、女性をご主人の車助手席に乗せてラブホテルへ。
ラブホテルに5時間程滞在した後、ご主人は女性を自宅まで送って帰宅。

後日、女性の身元調査を実施し、女性が実家暮らしである事やご主人と同じ勤務先である事などを確認。
また、ご主人がニコニコしながら女性のお腹を触ったり、見方次第では女性のお腹が膨らんでいる様に見える事などから、断定はできないが女性が妊娠している可能性がある事を報告書に記しました。

報告書を手にされた奥様は、
『やっぱり女性がいたのですね～』
と言われると、しばらく黙っておられましたが
『断定は出来ないと報告書にありますが、確かに妊娠している可能性が高いですよね～』
『夫は子供を欲しがって、最初の頃は妊活したりしていたのですが・・・』
『義理の両親からも「孫は」「孫はまだか」と言われて・・・』
『相手に子供が出来た事から早く離婚したいんですよね』
『なんか馬鹿らしく、情けなく、悔しいですね～』
と話されたので、今後のアドバイスとして

浮気の証拠としては、今回の調査で得られたもので充分なので、今後離婚するしないに係わらず、まずは夫婦問題に強い弁護士に今後の事を相談されるのが良いと思います。
同時に、本当に女性が妊娠していたら勝手に離婚届を出すかも知れないので、最寄りの役所に「離婚不受理届」を出されておいた方が良い事をお話ししました。

奥様も、
『夫のいい様にはさせません』
『妊娠しているのならば、産まれるまで離婚はせずに夫を追い詰めてやります』
と話されると、調査のお礼を言われて探偵事務所をあとにされました。

◆勝手に離婚届が出されていた場合について
気が付くと既に離婚届けが出されて離婚した事になっていた場合、役所：戸籍係で離婚届が勝手に出されたものであり無効であると主張しても、一旦受理されたものは無効にはなりません。
勝手に出された離婚届を無効にするには、面倒な手続きを要し時間が掛かりますが、最寄りの家庭裁判所に「無効確認請求訴訟」を提起しなければなりません。
因って、離婚を急かされていたり、離婚話が進展しないなどの場合は、念には念を入れて離婚不受理届を出しておき、ゆっくり時間を掛けて離婚問題に向き合ってください。
尚、裁判所が関与した判決に対する離婚届の不受理届は出来ません。

〇離婚不受理届の手続き方法について
・離婚不受理届の申出人は、夫または妻
・申請先‥…本籍地、もしくは住民票届出地の市区町村役場
・提出書類‥…不受理申出書は各市区町村役場にあります
・身分証明書…運転免許証、保険証、パスポート、等
・有効期限‥…不受理届を提出すると取り下げをするまで有効です

福岡市の探偵：日本興信所は、探偵業に携わって38年の実績と高い調査技術を有している事から、地元弁護士とも業務提携をしています。
同時に、長年の調査業務の間で築き上げた調査ネットワークが全国津々浦々に広がり、信頼できる探偵会社と業務提携をしていますので、北は北海道、南は沖縄まで旅費交通費なしで調査が可能となっています。　

【浮気調査・行動確認・結婚調査・身元調査・人探し等】にて、福岡県および近隣県の調査エリアのみならず、関東・関西など遠方での調査に於いても、旅費交通費・宿泊費を要せずに、現地の信頼できる探偵会社に調査を依頼する事が出来ます。
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