妻がオンラインゲームのチャットで知り合った男性と浮気！？

投稿日：2021年2月24日

ご相談内容&依頼に至るまでの経緯

【ご相談者】夫（35歳）　会社員　福岡市南区在住／福岡市にある探偵事務所に来社

【対象者】妻（33歳）　専業主婦　／　福岡南区在住

コロナ過の中、緊急事態宣言が発出され、感染防止の為に不要不急の外出を控えるように呼びかけられました。
夫婦・家族は、自宅で過ごす時間が長くなり、ストレス・息苦しさなどからか離婚が増え、『コロナ離婚』と言われるようになりました。

今回のご相談者も『コロナ離婚』の一例と言えるでしょう。

ご相談に来られたご主人によれば、
コロナ過の影響で巣ごもり生活を送る様になってから、いままでゲームに興味を示さなかった妻が、オンラインゲームにはまる様になりました。

私は、コロナ過の影響を受けていない仕事でしたので、日々いつも通りに出勤していました。
また、私達夫婦には子供がいない事もあり、妻がゲームに没頭していても特に気にしてはいませんでした。
妻からは、オンラインゲームの中でゲーム仲間とチャットで会話が出来る事や、妻がチャットでどんな話をしているかなど、いろいろとその日のゲーム上の出来事を話してきていたので、特に気に留める事もありませんでした。

そんなある日、妻がゲーム上の出来事や、ゲーム仲間との会話を全く話さない様になり、私から聞いても話をそらされるようになりました。

妻が最近昼間に良く出かけるようになった事もあり、妻がゲームに飽きたのかと思っていたのですが・・・
胸騒ぎがして、妻が就寝している時にゲームにアクセスしてチャットを覗いてみました。
すると、最近妻がゲームをしていない事と、過去のチャット内で特定の人物とゲーム内容とは異なる親密な内容が残されていました。
最後の方のチャットでは、男性と思われる特定の人物から「今度会いませんか？」とあり、妻も「いいよ」などと、会う約束をしていた事が分かりました。
その後の会話は、ＬＩＮＥに変えたようで会話をしていませんでした。

私は、チャット内容に驚くと共に、すぐに妻のスマホを調べましたが、ロックが掛かっていてLINEを見る事は出来ませんでした。
妻が携帯をロックする事は今までなかったので、「浮気」を確信しました。
まさか、妻がオンラインゲームで出会った男性と浮気しているとは・・・・

すぐに寝ている妻を叩き起こして、妻に問いただそうと思ったのですが、浮気の証拠がない事もあり、思い過ごしだったら・・・と高ぶる感情を抑え、事実関係を確認してからが良いと思いとどまりました。

私は、妻を愛しているからこそ『浮気』の事実がショックで、仕事に手が付きません。
妻に『浮気しているのでは？』と問いただして、話し合った方が良いのか、もし本当に妻が浮気していて、その事実を突きつけられたらと思うと・・・。
それとも「離婚」を視野に入れた方が良いのか、日々悩んでいます。

ネットで同じような経験をした人がいるのではないかと検索すると、日本興信所さんのホームページに『浮気調査の相談事例』を見つけて、ご相談にあがりました。
との事でした。

調査結果

ご主人から、今回のご相談経緯をお聞きすると共に、奥様の日常の行動とご主人が思う怪しい日時などをお聞きしました。

ご主人によれば、毎日ではないけど平日の11時くらいに車で出掛けて、夕方の4時くらいは帰宅している様子であるとの事で、特定の曜日ではないとの事でした。

ご主人が調査に掛けられる予算をお聞きして、出来るだけ予算内で浮気の事実および浮気の証拠が採れるような調査計画を立てました。
奥様が平日のどの曜日に外出するか不明な点から、調査が空振りとなって、調査の回数・時間が無駄にならない調査方法をご提案しました。

調査方法は、
奥様が車で出掛けている事から【車輛専用レンタルGPS】を併用した調査です。
奥様が使用する軽自動車に【車輛専用レンタルGPS】を装着して、怪しい動きをした日に調査を実施する方法です。

個人情報保護法の観点から、調査の詳細は省かせてもらいますが、
【車輛専用レンタルGPS】で、奥様が乗る軽自動車の動きを確認し、軽自動車の走行経路・立ち寄り先などを監視していると、不審なアパートに駐車している事が確認されました。

調査員が不審なアパートに急行すると、アパートは3階建てのアパートでしたが立ち寄り先は確認できませんでした。

調査員が、アパートの各階通路を監視していると、奥様が3階の部屋から同室住人と思われる男性と一緒に出て来るのが確認されました。
その後、奥様は男性に見送られながら同アパート駐車場から出て自宅に帰りました。

調査は、奥様が同男性宅に出入りしている事を確認はしましたが、一度だけの出入りでは浮気の証拠とはならない事をご主人に伝えました。
ご主人に、奥様が男性宅に出入りしている事を浮気の証拠とするには、少なくとも男性宅への出入りを3回採れば、「法的に有効な浮気の証拠」になる事をお伝えしました。

ご主人から『「法的に有効な浮気の証拠」を採ってください！』と、調査の継続依頼を受け、奥様が男性宅へ出入りする姿などを計3回撮影すると共に、男性の身元（氏名・年齢・勤務先等）を調査しました。
男性は、奥様より年下で、夜勤がある某会社に勤めており、夜勤明けの平日に逢瀬を重ねていたのです。

今回の調査結果を報告書に纏めて、ご主人にお渡しすると
『やっぱり、浮気していたんですね・・・』
と予想はしていた事とは言え、奥様の浮気画像を見て肩を落とされ、非常に落胆されておられました。
『どうしたらいいですかねー』
と聞かれたので、過去の浮気調査事例を基にアドバイスさせて戴きました。
『奥様が、今回の浮気をどう考えているのか』
『直ぐに離婚とか結論を出さずに、まずは話し合う事です』
など良く話される事が大事です。とお話しすると共に、奥様が単なる遊びで、深く謝って来た時に、ご主人が夫婦関係をやり直すことができるかです。

過去の浮気調査でも、離婚を決意された方よりも夫婦関係を継続される方の方が多い事などを、アドバイスさせて戴きました。
ご主人は、
『ありがとうございます』
『妻の気持ちを聞いてみます』
と事務所をあとにされました。

後日、ご主人よりお電話があり、
『妻と離婚しました』
妻は、素直に浮気を認めて謝って、
『離婚したくない』
と言ったのですが、
『妻を愛していた裏切り行為に、やはり許せませんでした』
『子供がいなかった事が唯一の救いです』
と話されました。

また、男性に慰謝料請求する為に弁護士に依頼すると、
『浮気の証拠が良く撮れています』
『いい探偵社に依頼されましたね』
と言われましたよ。と言われ、探偵冥利に尽きるお言葉を戴きました。