いまどきの結婚と、身元調査について
投稿日:2019年12月6日
幸せな結婚を切に願う親としては、子どもの結婚相手がどんな人なのか非常に気になるところです。
『この人で大丈夫なのか?』 『うちの子にあの子は合わないのでは?』『印象悪いなぁ~』 『親御さんはどんな人なんだろう?』 などと心配の種はつきません。
結婚の全てが、幸せな家庭になるとは限りません。
一時の「恋愛感情」だけで、結婚へと突き進む事が多くなった昨今、私達は安易な結婚の失敗例を多くみてきました。
「いまどきの結婚」とは言え、自分達だけの事を考え、周囲の事を考えない、ある意味「身勝手な結婚」をするケースでの身元調査の相談が多くなりました。
自分たちの都合だけで結婚の準備をして、いきなり『〇〇月〇〇日に式を挙げる』と言ってきたり、家族に結婚相手を紹介しないまま『結婚する』『式は挙げない』『同棲する』などの事例を多く耳にします。
また、「お相手がどんな人なのか?」「お相手のご家族についても何も教えてくれない」などの中で、結婚話を進めて行く事例も良く耳にします。
確かに、以前は「仲人」と立て、「両家の顔合わせ」「結納」など結婚の段取りが重視されていましたが、今のご時世に於いては全て簡略化されて「顔合わせ程度の食事会」で済ませているのが実情です。
しかしながら、どんなに時代が変わっても、結婚は「○○家と△△家」の両家が親戚関係になると言う事です。
当事者だけの事情で結婚しても『幸せな結婚』とはならないのです。
誰もが結婚に夢を抱き、幸せな家庭を築きたいと願っています。
結婚する当事者には、結婚相手の全てが良く見えている今、ご両親にとって出来る事は、大切なご子息・お嬢さんの為に、最低限の身元だけでも調査する事です。
「お相手は、本当に信頼できる人なのか?」
「お相手が言っている話に、嘘はないのか?」
結婚相手の身元を調査する事で、全てが幸せな結婚になるとは言いませんが、結婚後に発覚した事柄で破綻する事もあります。