離婚を急かす夫…浮気相手と結婚の準備をしていた

投稿日:2024年9月20日

調査結果は「探偵会社選びの段階で決まっている」と言っても過言ではありませんが、非常に厄介なのが探偵社選びです。 

探偵業に「探偵業法」が施行されているとはいえ、依然として実務経験が無い稚拙な探偵や営利目的だけの探偵、悪質な探偵がネットに溢れているのが現状です。

 

ネットで信頼できる探偵を検索しても、悪質な探偵会社ほど安心と信頼を強調していますので良質な探偵会社との区別がつきづらく、依頼者からすると「何を信じて」「何を基準に」信頼できる探偵会社を探せば良いのでしょうか。

 

間違わない探偵事務所選びで一番良い方法は、夫婦問題に強い弁護士からの紹介です。

弁護士から紹介された探偵会社は安心して調査依頼できると共に、紹介された探偵会社としても弁護士から紹介された案件なので、契約内容以上に親身に対応します。

但し、悪質な探偵と親密な関係を持っている弁護士もいるので、探偵会社の広告塔になっている弁護士は避けてください。

 

そこで、初めての調査会社選びでの留意点を記しておきましょう。

・探偵業法に沿った契約がなされているか

 探偵業法では契約時に「重要事項説明書」「調査委任契約書」「調査利用目的確認書」の書面交付が義務付けらており、「調査委任 

 契約書」内には調査日数・時間・人員などが明記されていなければなりません。

 

・会社の規模や広告内容に左右されない

   悪質な探偵の多くは、全国規模と謳って規模を大きく見せたり、芸能人や弁護士、カウンセラーを広告塔にして会社の信用付けにし

  ているので、イコール信頼できる探偵会社ではありません。   

 

・数社の探偵会社で相談・見積もりをしましょう。

   悪質な探偵会社は、ご相談者の不安を煽りに煽って契約に結びつけようとしますので、

   数社の探偵会社を訪問して調査内容や見積もりを比較して判断する事が大切です。

   尚、調査は費用が「安ければいい」「高いから安心できる」のではありません。

 

・耳障りの良い営業トークには要注意。

  「必ず!証拠を取ります」「成功報酬」を謳い文句にする探偵会社は信用できません。

    何故なら調査に100%はなく、最低限の調査経費も取らずに成功報酬で契約する事はありえないからです。

  トラブルを避ける為にも契約時に口頭で言った内容、「必ず!証拠を取ります」「成功報酬」などが契約書内に記載されているかを

  確認して下さい。

  特に成功報酬の定義「何を持って成功とするのか」を決めて置く事です。

・探偵会社のホームページ内に、下記内容が記載されているかを確認しましょう。

 会社概要:社歴・所在地・代表者氏名・代表者経歴 等

   調査費用:調査料金の目安となる料金表示

  少なくとも上記2点が記載されていない探偵会社は、避けたほうが懸命です。

 

今回のご相談者も、夫婦問題で相談した弁護士から紹介されての調査依頼でした。

【ご相談者】妻(39歳)会社員:福岡市早良区在住 / 福岡市の探偵会社に来社

【対 象 者】夫(41歳) 会社員:福岡市中央区勤務

依頼者である奥様によれば、

夫から唐突に離婚を突きつけられ困惑する中、夫と何度も話し合おうとするも取り付く島もなく、やっと聞き出した離婚理由も重箱の隅を楊枝でほじくる様な事ばかりで、納得なんかできる訳ないのに毎日「離婚」を迫るのです。

 

私も精神状態がおかしくなりそうで、友人に相談すると「まずは弁護士に相談に行ってみたら…⁈」と勧められて、相談に行きました。

弁護士は、夫が言う離婚理由では「例え裁判になっても離婚できない」と言われると共に、夫が「離婚を急かすのも不自然なので何か理由があるのでしょう」「浮気の可能性も捨てきれませんね」と言われました。

私の友人も「浮気」を疑っていた事もあり、弁護士に「先生は何処か信頼できる探偵をご存知でしょうか⁈」「ネットで福岡市の探偵を探したのですが、何処が良いのか分からなくて…」とお尋ねすると、弁護士から取引がある探偵会社「日本興信所」を紹介されました。

との事でした。

 

弁護士から「調査の依頼者がいるから話を聞いてみて下さい」との連絡を受けていた当社は、改めて奥様より今回のご調査主旨をお聞きしました。

奥様によれば

私たち夫婦には、3歳と5歳の子供がいて夫婦の仲は良い方でしたって言うか、そう思っていましたが今となっては違ったのでしょうね~

夫婦関係がギクシャクしていたのなら「離婚」を口に出されても理解できるのですが、離婚を言われた前の週にはプールに子供達を連れて行き、家族で楽しく過ごしていたのですから・・・訳が分からないのですよ。

 

夫の浮気に関しても疑ってはみたものの、私が鈍いのか怪しい言動は感じ取れなかったのです。

私としては子供の為にも離婚は避けたいのですが、「離婚」が避けられないのであれば慰謝料や養育費など取れるものは取りたいので、もし浮気をしていたのなら浮気の証拠をお願いします。

とのご相談でした。

 

調査結果・・・続きは「浮気調査・行動確認調査の相談例」で