興信所と探偵と身元調査について

投稿日：2024年2月16日

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当社「日本興信所」は、社名に興信所と表記されていますが、「興信所」と「探偵」の違いはなんなのでしょうか？

明治時代から昭和と移り変わる中で、「興信所」と「探偵」は携わってきた調査内容が異なり、興信所は主に企業や個人などの信用調査を主な業種としていました。

昭和後期から令和の今、探偵と興信所の業務内容に違いはなく、探偵業法の基に各都道府県の公安委員会に探偵業の届出をして開業しています。

但し、業務内容に違いはなくても依頼内容によっては、得手不得手がある探偵・興信所がありますので、その点を見極めて依頼した方が良いでしょう。

特に、昨今開業した探偵会社は浮気・行動調査に関しては調査できても、聞き込みが主体となる身元調査を苦手としている傾向にあります。

何故ならば、興信所は先に記した様に信用調査業務を主とし、企業や個人の信用調査、結婚などに関する身元調査、つまり対象者周辺への聞込み・取材調査を得意としていた事から、今でも身元調査に関しては探偵会社より調査力が長けていると言えます。

◇では、結婚調査に関する身元調査とはどんな調査なのでしょうか？

近年、人との関りが希薄となってきていると共に、恋愛過程を苦手とする人が増えている事も加わってか、結婚相手との出会いも大きく変化し、結婚を前提とした出会いアプリを利用する男女が増えています。

また、お相手の性格や身元などを良く知らないまま一時の恋愛感情だけで結婚し、同じ屋根の下で暮らして行くうちに、結婚した事を後悔する事例をよく耳にします。

一昔前まで、結婚話しが出た時にお相手の身元を調べる為に、興信所に調査依頼する事は一般的なものでした。

なので、調査員が相手方の実家周辺で聞き込みをしても、ある意味好意的に話してくれていたものです。

しかし、個人情報保護法が周知されていると共に、昨今の特殊詐欺が横行している事から、近隣住民に聞き込み調査をしても「個人情報になるので話せません」と、けんもほろろに玄関ドアを閉められたり、インターホン越しに拒絶されるなど、聞き込みが非常に困難な状況になっています。

よって、探偵・興信所の調査力・技量等が問われるのが身元調査と言えるでしょう。

身元調査をやり易くする為には、依頼時に調査対象者に関する情報があるのと無いのでは大きく影響します。

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