つきまとい・ストーカー行為…その対応と証拠収集

投稿日:2024年1月26日

元交際相手や元夫、知人、見ず知らずの人物等からストーカー行為を受けている、若しくは正体不明の誰かにつきまとわれている気がする時、あなたはどうしますか?

 

ストーカー行為が明らかであり、その人物も特定できているのであれば、最寄りの警察にストーカー被害の相談・届出をする事で、ストーカー規制法の下で対応してくれることになります。

が、ストーカー相談をした警察の対応も様々で、ストーカーの人物を特定していても、ストーカー行為を受けている客観的な証拠がない場合では、警察が積極的な対応がしづらいケースもあるようです。 

 

また、

・ストーカー行為をされているのは明らかだが、その人物を特定できない

・誰かにつきまとわれている気がする

・誰かに監視されている気がする

と言う内容では、当事者としても警察に相談できる内容なのか判断できずに躊躇するでしょうし、例え警察に相談してもつきまとっている人物を特定できなければ、防犯指導などのアドバイス程度の対応となるケースが多いようです。

 

ストーカー被害の場合、ストーカー行為をされている客観的な証拠とストーカー行為をしている人物を特定した上で相談をする事をお勧めします。

もちろん身の危険を感じる様な緊急性がある場合は、すぐにもよりの警察に相談して下さい。

 

□ストーカー行為の客観的な証拠とストーカー行為をしている人物の特定と対策

 ・つきまとわれている証拠の写真、可能であれば動画を撮影する

 ・迷惑メールや電話の履歴を保存し、他の嫌がらせ等の証拠を収集する

 ・自宅などに監視カメラを設置して、監視や待ち伏せなどの証拠を採る

   ・ストーカー行為をしている人物を尾行して、住所・氏名などを明らかにする

  ・不審な車両があれば、画像に収めるか車種・ナンバーを控える

   ・自宅が盗聴・盗撮されていないかのチェック

などなどとなりますが、家族や友人の協力が得られれば証拠収集は可能かもしれませんが、周囲に協力してくれる人がいない場合は、監視カメラの設置は出来ても他の証拠収集は困難と言えるでしょう。

ご家族や友人・知人、もしくはご自身で慣れない証拠収集をして、ストーカー行為がエスカレートするケースもありますので、ストーカー行為の証拠収集が難しいと感じたら、まずは信頼できる探偵会社や興信所にご相談ください。

 

令和4年の警察庁統計によれば、ストーカー被害の相談件数は減少傾向にある一方、ストーカー規制法違反の検挙数は1,028 件、ストーカー事案に関連する刑法犯・他の特別法犯の検挙数は1,650 件と3年連続で増加していることから、相談件数は減少してもストーカー行為の内容が過激化(ストーカー殺人など凶悪な犯罪)の傾向にあると言う事が分かります。

因みに、令和4年のストーカー規制法に基づく行政措置で、警告1,868件・禁止命令等1,744件で過去最多となっているのですが、警察の対応は被害者への防犯指導・加害者への指導警告・パトロール・他機関等への引継ぎなどとなっています。

 

ストーカー規制法におけるつきまとい行為等の例 <警察庁HP参照>

①つきまとい、待ち伏せ、見張り、押しかけ、うろつき

=通勤・通学途中など行く先々で待ち伏せされてり、自宅付近をうろつかれる。

・・・続きは「ストーカー・つきまとい行為 ― 対策と証拠収集」で