結婚相手の身内に反社関係者がいないかの調査依頼・・・反社チェック

投稿日:2021年10月29日

ご相談内容&依頼に至るまでの経緯

 

【ご相談者】

女性(36歳) 東京都在住 / 福岡の探偵事務所に電話相談・依頼

 

探偵会社は、調査依頼を受ける時に「利用目的確認書」と言う探偵業法に定められた書面の交付を行わなければなりません。

「利用目的確認書」とは、調査依頼の目的が

 ・社会的差別の原因となるもではないか

 ・ストーカー行為やDVに係わる目的ではないか

 ・各種法令に抵触するものではないか

 ・暴力団の行為・活動を助長するものではないか

 ・依頼者が暴力団及び関係者ではないか

などを調査依頼時に確認して、調査の依頼を受ける為のものです。

 

探偵会社のみならず事業を営む者、そして一般市民も反社会的勢力との関りには、特に注意を払わなくてはなりません。

俗に言う「反社」とは、反社会的勢力の略称で、暴力団、暴力団関係企業、及び 特殊知能暴力集団、半グレ集団なども含まれると共に、その様な反社会的勢力に協力する人達も「反社」とされています。

 

企業や市民が、そのような反社会的勢力に対して資金の提供や、何らかの形で協力しない為に、契約前に行うべき重要なものが「反社チェック」であり、探偵業であれば「利用目的確認書」となります。

 

今回のご相談内容は、企業の取引上の「反社チェック」ではありませんが、結婚を控えた娘さんが、交際相手の身内に暴力団に係わる人がいないかを確認しておきたいとの趣旨でした。

また、ご相談者である娘さんのご家族・親族には、教職員・公務員等の職種に携わっている方が多く、結婚をする上で身内に影響がないように、事前に身元を確認しておきたいとの事でした。

 

ご相談者に、お話しをお聞きすると、

職場や日常生活を送る中で異性との出会いが無く、婚活を機に都内の結婚相談所に登録し、

そこで41歳の男性を紹介されて、結婚を前提にお付き合いを始めました。 

 

お付き合いをする内に「この人となら・・」と結婚を意識するようになり、福岡県北九州市にある男性の実家にご挨拶に伺いました。 

ご実家の家業は、建設関係の仕事をされていて、お兄様も実家の仕事・建設業を手伝っておられるとの事でした。

 

実家には、ご両親と兄夫婦も一緒に暮らされていました。

ご両親とあった印象は、お父様は無口な方で余り喋らず、お母様は明るい人柄の方と言う印象でした。

 

お相手の実家に伺った事を私の両親に話すと、

男性の実家がある地域では、暴力団撲滅運動がなされている事、家業が建設業である事などから、暴力団との係わりが気になると言われました。

 

我が家は、教職員・公務員の職種に就いている親族が多く、暴力団つまり反社との関りは避けなくてはなりません。

なので、父から「暴力団との関りがあるかないかの調査をしておいた方が良いのでは・・」と言われ、私も父のアドバイスに同意しました。

 

男性の実家が福岡県北九州市なので、福岡県にある探偵会社・興信所をネットで検索して、信頼できそうな探偵会社を探しました。

数多くある福岡の探偵会社の中から数社に問い合わせをしましたが、日本興信所の会社概要や、電話でこちらの質問に丁寧に対応された事などから「この探偵会社なら安心して依頼できる」と判断して、調査の依頼をすることにしました。

との事でした。

 

 

調査結果‥続きは「結婚・身元・素性・身辺調査のご相談事例」で